そもそも、チアシードが体にいいワケを知ってる?
スーパーフードとして注目を浴びるチアシード。その正体は、メキシコや中米原産の顕花植物、チアの種だ。スムージーからエナジーバー、シリアルにまで広く取り入れられているけれど、騒がれている割には本当の効果があまり知られていないのが実情。そこで、専門家からチアシードの知られざる効果と真実を教えてもらった。
チアシードの利点は?
ではチアシードは、具体的にどのような効果を発揮するの? 植物性脂肪と繊維が豊富な食べ物を摂ることと、心臓血管の健康状態を向上させたり適切な体重に近づけたりすることには関連性があると言われているとはいえ、食べるだけで適正体重にしたり、健康状態を劇的に向上させたりする食材は一つもないということを覚えておくことも大切。「チアシードを食生活に取り入れるだけでは体重は減りません」とウォレンさん。「でも健康的な食事にチアシードを加えると、食物繊維をたくさんとることができる。その結果、体重を減らすことができます。食物繊維が減量の助けになることはすでに証明されていますから」
スーパーフードと言われてもてはやされている食材は、実態よりも大きな健康効果があると思われがち。また減量したいと思っているときには、たくさん食べても効果的ではないことも見過ごされている。「栄養価が高いのでチアシードはカロリーが高い。1オンス(28グラム)で約138kcalもあり、脂肪分が9g含まれています」とウォレンさん。減量中には、カロリーを減らした食事の一部にチアシードを取り入れるのがいい結果を上げる近道といえそう。
original text : Erin Palinski Wade translation : Yoko Nagasaka
-
※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。