今年15~22才になる方へ! 生まれ年のグルメ・トレンドをチェック
2016/10/09(日)
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クラブケーキ

1998年

クラブケーキは、元々ボルティモアとメリーランドの名物だが、アメリカ全土に普及し20世紀末には定番メニューとなった。ケリー・フェルトートは著書『Food Chains: From Farmyard to Shopping Cart(フード・チェーン:農園から買い物かごまで)』にて、「1990年代以前には国内マーケットにクラブケーキはわずか数品しか並ばず、チェサピークの梱包業者や輸入業者いわく、“アイスホッケーのパック”に似ていた」と述べ、「一方で、チェサピークのレストランはカニのバックフィン(棒肉から爪にかけての脚)とジャンボランプ(甲羅部分の肉)を使い、フィリング少なめで手形成したクラブケーキを作っていた。この“レストランクオリティー”のクラブケーキが、地方の名産物を国内定番メニューへと押し上げていった」という。

original text : Helin Jung  transtlation : Anri Tsushima photo : Getty Images

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