ブラッケンド・フィッシュ(ケイジャン・フィッシュ)
1984年
メニューに“blackened(ブラッケンド:黒くなった)”という言葉を見かけたら、それは1984年の料理本『Chef Paul Prudhomme’s Louisiana Kithcen』のおかげ。陽気なカリスマシェフ、プルドームがルイジアナのケイジャン料理を大衆に広め、なかでも大人気になったのが「ブラッケンド・フィッシュ(魚のバタースパイスムニエル)」。しっかりと味付けした魚を、高温に熱したフライパンで、その名の通り、“黒く”なるまで調理する。
original text : Helin Jung transtlation : Anri Tsushima photo : Getty Images