お悩み9
「通信系の内勤でオフィスカジュアルが認められているのですが、どこまでカジュアルにしていいのかハテナ。毎日のことなのでボーダーラインを教えてください」(T.Aさん・31才・企画)
いく子先生の回答:
今って必ずしもジャケットを着なくてもいい時代で、オンオフの差がそれほどなくなってしまっているから、判断が難しいですよね。ただ、やっぱりオフィスの第一の目的は働くこと
。だから、働くうえで一日の温度変化や動作にスムーズに対応できて、動きやすければカジュアルでもいいんだと思います。
例えば、パソコンを使うなら、大きい指輪は邪魔になってしまうし、腕まわりにじゃらじゃらアクセサリーをつけていたらキーボードが打ちにくい。でも指輪していてもネイルが長くても、人より早く打てるならいいのよ。まずは任務を遂行するのに支障がない服装というのを考えた方がいい
。
今自分は何のために何の服を着るのか?というのを考えて、そのなかでおしゃれをするのが賢いオフィスワーカーです。
で、オフィスカジュアルに何がいいかというと、カーディガンみたいに薄手のタイプでいいのでジャケット型のものを一枚持っておくと便利
。ニット素材でも、ストレッチジャケットでも、ノーカラーでもいい。いざという時に、さっと羽織れるスタイルをしているならOKだと思います。
ちなみに、選び方は、学生時代の制服がブレザーだった人は襟の付いたジャケットやシャツ、セーラー服だった人はノーカラーのジャケットやフリルとかブラウスがおすすめ
。いちばんファッションに多感な時期に、ほぼ毎日着ていたものだから、着なれていて得意になるんですよね。これは私の統計から導き出した情報だから絶対!(笑)
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地曳(旧姓:渡辺)いく子/IKUKO WATANABE JIBIKI
ファッション誌で30年超のキャリアを誇るスタイリスト。ファッション誌だけでなく数多くの女優のスタイリングも手がける。女性を美しく見せる高い感度はもちろん、的確な理論に基づいたスタイリング術に定評あり。また、その独特の語り口も魅力! ヘアメイク山本浩未氏とともに“大人が今っぽくキレイでいる方法”を考えた新著書『大人美容 始めること、やめること』(宝島社)が発売中。 -
おほ しんたろう/SHINTARO OHO
ゆる~い世界観のイラストを駆使したひとコマネタやマンガネタを得意とする。学生時代より、雑誌の読者投稿ページや、視聴者参加型の大喜利番組『着信御礼!ケータイ大喜利』(NHK総合)に投稿し、ネタのクオリティの高さから注目されレジェンドに。第16回『IPPONグランプリ2016』決勝進出。現在は、ワタナベエンターテインメント所属のピン芸人。
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