お悩み2
「一度着たらシワがついてしまうシャツが苦手。毎日アイロンもかけたくないし、一体、何を着たらいいの?」(C.Kさん・26才・企画営業)
いく子先生の回答:
これは、楽を取るかおしゃれの苦労を取るかの2択だと腹をくくるしかない。
シワが嫌なら、量販店に売っている形状記憶の女性用白シャツがあるし、それが嫌ならお気に入りブランドの麻とか綿素材のシャツに毎日頑張ってアイロンかけるか。
ひとつ、私が実践している楽ができる方法をアドバイスするなら、シャツを洗濯したあとは脱水をほとんどかけない“だらだら干し”でお風呂場に干す!
濡れたまま強めにバンバンと振って、手で叩いて洗濯ジワを伸ばすのを忘れずに。そうすると、重力で引っ張られて、シワが気にならない程度には仕上がります。私の経験では、洗濯マークがついているものやレーヨン素材選ぶとよりシワになりにくい。あと、コットン素材なら軽めに2~3分だけ脱水をかけるとシワがつきにくい
ですね。
どちらにしろ、日本で働く女性は、満員電車に長い時間揺られたりしてとかく大変。そしてそもそも高温多湿の環境では、どんなに高いシャツを買っても汗やシワでディスポーザブルになりがち。ならば、ひと夏のものと割り切ってお手頃価格のシャツを揃えるのがいいかもしれませんね。
値の張るシャツを楽して日々活用するのは、ハウスキーパーを雇えるようになったり、毎回クリーニングに出せるようになってからでも遅くないですよ。
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地曳(旧姓:渡辺)いく子/IKUKO WATANABE JIBIKI
ファッション誌で30年超のキャリアを誇るスタイリスト。ファッション誌だけでなく数多くの女優のスタイリングも手がける。女性を美しく見せる高い感度はもちろん、的確な理論に基づいたスタイリング術に定評あり。また、その独特の語り口も魅力! ヘアメイク山本浩未氏とともに“大人が今っぽくキレイでいる方法”を考えた新著書『大人美容 始めること、やめること』(宝島社)が発売中。 -
おほ しんたろう/SHINTARO OHO
ゆる~い世界観のイラストを駆使したひとコマネタやマンガネタを得意とする。学生時代より、雑誌の読者投稿ページや、視聴者参加型の大喜利番組『着信御礼!ケータイ大喜利』(NHK総合)に投稿し、ネタのクオリティの高さから注目されレジェンドに。第16回『IPPONグランプリ2016』決勝進出。現在は、ワタナベエンターテインメント所属のピン芸人。
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