2013/2/28(木)
「ジューン、君が好きだ」
ジョニー・デップ/『妹の恋人』
風変わりな役が似合う名優ジョニー・デップが、口数は少ないけれどパントマイムが得意で心優しい、ちょっぴり変わった青年サムを好演したラブストーリー。神経過敏で精神科の治療を受けながら兄ベニー(アイダン・クイン)と暮らすジューン(メアリー・スチュアート・マスターソン)の兄妹は、ひょんなことから知り合いのいとこのサムと同居することに。早くに両親を亡くしたジューンにとって兄のベニーは親代わりでもあり、自分の幸せは二の次でジューンの世話をしていた。そんなときに現れたサムの存在はこの兄妹の心をそっと癒していく。若く美しいジョニー・デップの笑顔が満載、ジューンに向けるサムの微笑みと、2人の純粋な恋にキュン! 観終わった後のハッピー度も高い!
女子的シネマ名言は「ジューン、君が好きだ」。告白のセリフとしてはごくごく普通だけれど、口数の少ない人から愛を確かめあった後に聞いたら嬉しすぎ!
-
『妹の恋人』(Benny & Joon)
1993年
監督/ジェレマイア・S・チェチック
出演/ジョニー・デップ、メアリー・スチュアート・マスターソン、エイダン・クイン
text : Rie Shintani