「できれば法律が裁きを下せるような社会の方がいい」
-え、えぇと(本題に戻らないと!)通常法律が想定しうる以上の“悪”が出現したときに、それでも人は法を守るべきだと思われますか? それとも、法律を超える“悪”には、法を外れた正義を行うべきだと思われますか?
(とぼけた顔をして)えっと、それはどんな法制度かによるかな。
-あっ、ずるい! 逃げましたね!(笑)
オーケー、オーケー。真面目に言うと、この映画の中でローン・レンジャーとトントのコンビは、一種の自警団みたいなもの。西部の開拓期に、まだまだ法律がしっかりしていなくて、政府も警察も守ってくれることなどない時代。そうなったら、自分たちで自分たちの身を守るしかない形で、自ら裁きを下さないといけない。だけど、やっぱりできれば法律が裁きを下せるような社会の方がいいよね。
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『ローン・レンジャー』
少年時代の忌まわしい事件のせいで、復讐に燃える悪霊ハンターのトント。彼とひょんなことから知り合いになる、検事ジョンは、ある事件の解決の途中で瀕死の状態に。トントは自らの悲願を達成するため、聖なる力でジョンを生き返らせる。“ローン・レンジャー”として蘇ったジョンは、トントと共に巨悪に立ち向かう―――。
『パイレーツ・オブ・カリビアン』の製作&監督がジョニー・デップと再びタッグを組んだ待望のヒーロー映画が、2013年8月2日(金)ついに日本に上陸する。
監督/ゴア・ヴァービンスキー
製作/ジェリー・ブラッカイマー、ゴア・ヴァービンスキー
出演/ジョニー・デップ、アーミー・ハマー、ヘレナ・ボナム=カーター
配給/ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
公式サイト/http://www.disney.co.jp/loneranger/
2013年8月2日(金)~、全国公開