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ジョニー・デップは頭のカラス等、イメージ作りに自分のアイデアを提供して、トントをほかにないキャラクターに作り上げていったそう。

Photo: ©Disney Enterprises, Inc. and Jerry Bruckheimer Inc.  All Rights Reserved.

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「スーパーナイスなジャケットだね!」

-旅行するときに、いつも持っていくものなどありますか?
 
うん、あるんだけど、日本には持ち込み禁止されていると思ったから、今日は持ってこなかったよ。
 
-それはそれは、危険人物ですね(笑)。今回、あなたはとても伝統的なヒーローを演じたわけですが、小さい頃憧れていたヒーローはいましたか?
 
もちろん。いつも、何かのヒーローに憧れていたよ。その中でも、今回僕が演じたローン・レンジャーは一番だね。なぜっていうと、僕の役は正しい道を選ばなければいけないからではなく、それが正しいと信じているからそうするんだ。義務感からではなく、確信しているから正しいことを行うヒーローというのは、いつの時代でも素晴しいとはいえ、このクレイジーな時代にはとても重要だと思うんだ。
 
-全貌はまだ明らかにされていませんが(取材時はまだフッテージのみでの公開)、部分的に見たシーンの中で、印象的だった対比があります。ローン・レンジャーであるジョンは、法に従おうとする。しかし、トント(ジョニー・デップが演じる)は法から離れて正義を行おうとする。それ……
 
トントはバックストーリーがあって、それが映画では描かれているんだけれどね。
 
-はい。(まだ質問途中だったんだけどな……)
 
トントは“アウトロー”というより、“アウトキャスト”つまり追放されているような存在なんだ。彼にとっての正義というのは、相手を殺すことで成立する。でも、ジョンは法定で裁かれてこそ正義が果たされると考えている。かなり、両極な視点からストーリーが始まるんだ。そこで、ふたりがだんだん歩み寄る形で、話が進んでいく。
 
-なるほど。
 
スーパーナイスなジャケットだね!
 
-えっ(と、唐突すぎる!)。あ、ありがとうございます。これは日本のデザイナーのものなんですよ。裏地が面白いでしょ。ほら、ここの裏地にもプリントされて……(って、おい! 何をやっているんだ自分!)
 
大好きだよ、そのジャケット!
 
 
>>法は想定外の悪に勝てる? アーミーの見解は? 次のページへ

  • Photo : ©Disney Enterprises, Inc. and Jerry Bruckheimer Inc.  All Rights Reserved.

    『ローン・レンジャー』
     
    少年時代の忌まわしい事件のせいで、復讐に燃える悪霊ハンターのトント。彼とひょんなことから知り合いになる、検事ジョンは、ある事件の解決の途中で瀕死の状態に。トントは自らの悲願を達成するため、聖なる力でジョンを生き返らせる。“ローン・レンジャー”として蘇ったジョンは、トントと共に巨悪に立ち向かう―――。
    『パイレーツ・オブ・カリビアン』の製作&監督がジョニー・デップと再びタッグを組んだ待望のヒーロー映画が、2013年8月2日(金)ついに日本に上陸する。
     
    監督/ゴア・ヴァービンスキー
    製作/ジェリー・ブラッカイマー、ゴア・ヴァービンスキー
    出演/ジョニー・デップ、アーミー・ハマー、ヘレナ・ボナム=カーター
    配給/ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
     
    公式サイト/http://www.disney.co.jp/loneranger/
     
    2013年8月2日(金)~、全国公開

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