日本のユースカルチャーを牽引。ミレ二アルズを代表するバンド、サチモスとは?
2017/07/05(水)
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宮下公園で行われたゲリラライブで歌われた「YMM」

エル エディター編

ファッション業界人が推薦! 私たちのベスト・ヒット・サチモス③

AKI/エル インターナショナル コンテンツ エディター

Q. 好きな曲は?
“YMM”
メンバー全員が一斉に「2016.06.07 19:00 at 渋谷 宮下公園」とツイートした2016年の6月6日19時。何が起こるかわからないその何かに、ただただワクワクしている自分がいて、気が付いたら夢中で宮下公園まで走っていました(笑)。初夏の香り、渋谷の騒音やネオンがサチモスのサウンドと混じり合ったパフォーマンスは、普通のライブと違って、思い出深いものに。

Q. サチモスの魅力は?
サチモスのメンバー6人全員が自分のなかに“絶対”を持っていて、確固たる覚悟や夢がある彼らが作る音楽は、誰かの人生だけでなくきっといつか世界を変えてしまうんだろうと思います。“反骨心”から生まれる楽曲が多いと過去のインタビューで語っていますが、私のなかのサチモスはどことなく、未完成でピュア。いい意味で常に余白を残してくれていて、心地がいい。彼らが見せるその隙にいつも魅力を感じてしまいます。

山田健人がディレクターを務めた“ピンクバイブス”のMV

MINAKO/エル アシスタント フィーチャー エディター

Q. 好きな曲は?
“ピンクバイブス”
口当たりのいいアップテンポの曲はドライブチューンとしてもかなり盛り上がりますが、いちばん心が揺さぶられたのは生のパフォーマンス。ソウルフルでグル―ビーな演奏にビール片手に踊らずにはいられませんでした。

Q. サチモスの魅力は?
やっぱりサチモスの真骨頂はライブ。MCで「音楽好き?」(ヨンス)「好ーきー!!」(観客)「でも俺らの方がもっと好き!」(ヨンス)とやりとりが交わされときの真っ直ぐな眼差しが印象的でした。SNSやネットで情報が瞬時に拡散するため、自分をより良く見せようと感情を偽る人や気持ちにフィルターにかけてしまう人が増えつつあるこの時代に、先陣をきってファンやリスナーに思ったことを変化球なしのストレートな言葉でぶつけてくれるところがカッコいい。そして、そんないい意味で仕事もプライベートも気取り過ぎず、壁を作らない彼らのスタンスや決意が歌詞に生かされて、声に出して歌いたくなる名曲が生まれてきてるんだろうと思います。

次のページからは著述家・ディレクターの湯山玲子さんのスペシャルコラム

  • サチモス『ファースト・チョイス・ラスト・スタンス』

    1. ワイパー
    2. オーバースタンド

    サチモスが変わらずカッコいいと思う音楽を追及するため、そしてこれからも増え続ける夢を叶えるために立ち上げた新レーベル「F.C.L.S.」からの記念すべき第一弾2TracksCD。初回限定盤は、サチモスロゴのステンシルシートも同封している他、レーベル名であり作品タイトルの頭文字でもある「F.C.L.S.」と型抜きされた特別仕様のパッケージ。

    2017年7月5日(水)発売 ¥1,000
    http://www.fcls-official.com/

      

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