アーティストが選ぶ、絶対に聴いてはいけないラブソング
2017/09/26(火)
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1988年発売の工藤静香通算3枚目のシングル「抱いてくれたらいいのに」

益子寺かおり、中尊寺まい/「ベッド・イン」地下セクシーアイドル

Q.  片想い中に聴いてはいけないラブソングは?
工藤静香/抱いてくれたらいいのに(益子寺かおり)

ひとりで過ごす片想いの夜に、思わず大声でタ~ウ~したくなる“禁断のラブソング”……それはズバリ、工藤静香さんの『抱いてくれたらいいのに』♡

1988年、当時まだ17歳の静香さんがリリースしたこの3rdシングルは、片想いの彼に対して素直になれない切なさと、キラキラした恋の始まりが描かれたラブソング。壮大なオーケストラのイントロから、突然 “抱いてくれたら、いいのにぃぃ~!”という、淫パクト大な膜開けをするのだけど……。この“抱いてくれたら、いいのにぃぃ~!”の部分で、どうしても熱唱せずにはいられないの……! 歌詞や曲もロンモチで素敵なのだけど、ナニよりもその行為がABCDE気持ちで、やみつきになっちゃうのでR~♡

この曲を歌いながら、彼への気持ちをドデカホ~ンに高めてみたら、くちびるから媚薬も出ちゃうし、彼に禁断のテレパシーも送れちゃうかも……?(大声の出し過ぎだけは、きんぎょ注意報だゾ♡)

国武万里/ポケベルが鳴らなくて(中尊寺まい)

一大ブームを作り出したドラマ「ポケベルが鳴らなくて」略して“ポケ鳴ら”♡

不器用すぎる緒形拳と、小悪魔を通り越して悪魔すぎる裕木奈江の名演技と共に、ドラマを彩ったこの一曲。不倫の曲だから関係ないやと侮るなかれ。片想い中、特に遊び慣れてる彼をスキスキスーになった時に聴くとグサグサと刺さるので要注意!

今なら“LINEが既読にならなくて”かしら?時代は変わっても、ナオンの気持ちって変わらないのね……。

1990年リリースの鈴木雅之の10枚目シングル「プライベートホテル」

Q. 彼氏(彼女)がいるときに聴いてはいけないラブソングは?

木雅之/プライベートホテル(益子寺かおり)

J-POPでもロックでもなく「ラブソング」を歌うことをズッポシ貫き続けている、“ラブソングの帝王”鈴木雅之さんことマーチン様♡

数あるラブソングのなかでも、バブル時代にリリースされたこの曲は、特に歌詞もサウンドもメロディも、やまだかつてないCRYにアーバンでトレンディ! 思わずうっとりしちゃうような、ドラマチックな禁断の恋……そう、不倫関係が描かれているの。“プライベートホテル”でのDOKI DOKIするような情景描写と、マーチン様の甘くセクシーなヴォイスに思わず欲情! この曲を聴いて、下半身からスウィート・チェリーの涙がこぼれない女はいないはずよ……♡

特に今の彼氏と“DRY  DRY”な関係になってる性徒諸クンは、こんなイケナイ恋、したくなっちゃうかも……? ちがうちがう、そうじゃ、そうじゃな~い?♡

細川ふみえ/スキスキスー(中尊寺まい)

細川ふみえちゃんの言わずと知れたデビュー曲。当時、優等生キャラで雲の上の存在であったふ〜みんに、アーパーなゆるゆるソングを提供したピチカートファイヴ・小西康陽氏の功績たるや……世の男性達は妄想と自身の息ッ子クラブ君をモッコシモコモコ膨らませて聴いていたに違いない!

本命クンがいるにも関わらず彼の友達も気になっちゃう……あるよね〜あるある! だからこそ、こんな曲、恋愛中に聴いちゃ絶対ペケだゾ〜♡

1988年リリースの森高千里の初作詞曲「ミーハー」

Q. 彼氏(彼女)と別れた後に聴いてはいけはいラブソングは?

松任谷由実/スウィート・ドリームス(益子寺かおり)

バブル時代に「恋愛の教祖」と呼ばれていたユーミン様♡ 当時大流行したホイチョイ・ムービー『波の数だけ抱きしめて』の挿入歌にもなったこの曲は、別れのリアルな女心を描いた名曲。バナナの涙なしじゃ聴けないわ!

昔から私にとってこの曲は“ひとりでこっそり泣く”ための、大事MANな曲。人前で涙は流さない、泣くのは下半身だけ……。そんなポリシーを持っている、強がりでタカビーな女に優しく寄り添って、心を溶かしてくれるの。“悲しい”“辛い”じゃなくて「何に負けたの わからないことがくやしいだけ」……。言葉にできない、やるせない想いを、どうしてユーミン様は言葉にできるのかしら。 

別れはツラくても、彼との思い出は「スウィート・ドリームス」……。甘いサウンドに身を委ねて想いを巡らせていると、おかしいな、何だか前向きにもなれちゃうのよね……♡

森高千里/ミーハー(中尊寺まい)  

森高千里、初の作詞曲。まだおみ足を強調した衣装は着てないけど、それ以降のポップなイメージとはまるで違うクールで踊れる佳曲。特に初期森高さんの作詞力はやまだかつてない程、すばらしい!

女の子の心情を等身大でこんなにも赤裸々に吐き出してくれたアーティストが他にいたかしら。失恋しても尚、タカビーに強がるのが女の性。ちゃんまいだってお嬢様じゃないの、ただのミーハー!(しかもデーハー!)

  • ベッド・イン/益子寺かおり(左)、中尊寺まい(右)による地下セクシーアイドルユニット。日本に再びバブルの嵐を起こすべく、80年代末~90年代初頭へのリスペクト精神により完全セルフプロデュースで活動中。2012年、お互い別のバンドで活動していた二人が、猫も杓子もロリロリ重視の現代のアイドルシーンに殴り込みにイクかと一念勃起。まいの下心をつん裂くギタープレイと、かおりの逞しいドヤ顔ヴォイスによる「ボディコンロック」。http://bedin1919.chu.jp/

  • ベッド・イン「CO・CO・RO グラデーション」
    荻野目洋子「ダンシング・ヒーロー」やWink「愛が止まらない」など80年代末期~90年代初頭の洋楽カバー曲を彷彿とさせる楽曲。 切ない女心・心変わりの様子をエモーショナルに歌う、ネオ・バブルなディスコ歌謡曲。
    2017年9月6日発売  
    ¥1,919(12cmCD+DVD)、¥1,000(8cmCD)

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