【パリガイド】古き良き芸術の街からセーヌ河岸の人気クラブまで12~15区のマストスポット
20区あれば20の表情があるパリの街。歴史的な面影を残しながらも、進化する都の今を歩く決定版ガイドを現在発売中の『エル・ジャポン』10月号よりお届けします。第10弾は期間、季節限定スペースで非日常を味わえる12区から、ナイトライフを楽しめる13区、古き良時代の面影が残る14、15区までをナビゲート。
【Memo】
12区/緑溢れる庶民的ムード
バスティーユ広場からセーヌ川沿い南東に広がる12区。セーヌ河岸にはターミナル駅のリヨン駅やベルシー地区、ヴァンセンヌの森まで続く緑溢れる高架遊歩道など、観光地よりも地元の生活エリア。最近は期間限定、季節限定のテラスやイベントスペースが増え、地区を活性化し始めている。
13区/若者のエネルギーが充満
左岸、オーステルリッツ駅のすぐそば、セーヌ河岸にある巨大な文化複合施設「シテ・ド・ラ・モード」は実はクラブの宝庫! 真夜中になるとワラワラと人だかりができ、クラブに入るために行列している光景が! パリの若者(そうじゃない人も)のエネルギーやカルチャーを肌で感じられるスポット。
14&15区/芸術が花開いた界隈
20世紀前半、特に狂乱の時代といわれた1920年代、左岸のモンパルナス周辺は芸術家、知識人が活躍する中心地だった。商業的に日々変化していく右岸とは異なり、このあたりは今でも古きよき時代の面影が残されているような知的な空気が漂う。テルモピル通りなど小さな路地もおすすめ。
Photo: AYUMI SHINO/ aosora Coordination: NORIKO ISHIZAKA
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『エル・ジャポン』10月をチェック!
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