チェツクリストでは、✔3つでギリギリセーフな結果だったアシスタント・エディターMARIKOは軽症者向けのダイエットメニューに挑戦。仕事ではビューティ担当ということもあり、心身ともにデトックスできるアイディアが満載。おすすめコスメのSNSで投稿が趣味だという彼女の、美容効果も期待できる5日間の記録を覗き見。

DAY1　デジタル過食してたかも

通勤客で込み合う地下鉄の窓に、スマホの画面をスクロールする自分の姿が映りハッとする。"今日から私、デジタルダイエッターなんだった"。MINAKOと相談して決めたルールでは、SNSの使用は禁止。どうせつかえないのなら、とフェイスブック、ツイッター、インスタグラムのアプリを削除してみる。
 
するとさまざまな不安が沸き上がる。フェイスブックで友達の誕生日や結婚のお祝いをコメントしそこなったらどうしよう、ツイッターで新作スイーツ情報を見逃したら、G-Dragonがインスタグラムに謎の美女とのツーショットをアップしたていたら……！
 
すべてのSNSが開けない状態でよくよく考えてみると、明らかにそれらに依存していたことに気が付く。本来お祝いの言葉は面と向かって言うべきだし、小ネタやゴシップを集めるのに何時間もかけて、隅から隅まで投稿を読む必要はあったのか。こんな小さなことに限られた人生の時間をどれだけ浪費してきたんだろう……。「デジタルダイエット」初日から"人生"という大きなスケールでの反省があった。幸先のいいスタートだ。

CHECK！
いきなりのアプリ削除は不便なこともあるので、まずはプッシュ通知を切るのも◎。それでも気になってついついスマホを見てしまう！という人は、受信箱やソーシャルメディア、ウェブサイトなどをブロックするアプリ、Freedomを試してみて。

DAY2　塩が効く!?

極端な性格のため、家にiPhoneを置いて出勤してみる。普段だったら真っ先に“インスタグラム ストーリーズ”にアップするであろうケイト・モスの来日イベントでは動画も写真も撮らなかった（正確には撮れなかった）し、駅で電車を待つ10分間をネット上をさまようこともなかった。暇つぶしにと、スマホの代わりにカバンに入れた『人間失格』の文庫本を手に取る。
 
最寄駅で電車を降りると、居酒屋のテラス席に中学の同級生と、その彼氏の姿を発見！　偶然の再会に喜びつつ飲み会に合流し、今日がその友人の誕生日だったことを思い出す。スマホを見ながら歩いていたら、彼女がそこにいることに気が付かなかっただろうし、なにより昨日の反省を生かして、直接おめでとうと言えたことが嬉しい！　スマホを持たないという行動ひとつで、身の回りに起こることは驚くほど変わるものだ。
 
ちょっぴり飲み過ぎてしまったので、メイクアップアーティストの早坂香須子さんがプロデュースする「エプソムソルト」“Love Yourself First”で、心も体も電磁波もデトックスしてから寝よう。

CHECK！
バスソルトは身体にたまった電磁波を除去するといわれている。普段からデジタル機器を使っている時間が長いと感じていたら、毎日の入浴に取り入れてみるべし。

DAY3　予期せぬ美容効果　

結論から言うと、「寝室に電子機器を持ち込まない」というルールを実践するだけで美人になれた気がする。事実、私の入浴後の行動は以下のように変わりました。

[スマホあり]
お風呂気持ちよかった！→とりあえずインスタ→あ、この服かわいい！　いくらだろう？(オンライン通販)→ついでに○○のブログも見よう(ネットサーフィン)～2時間経過～寒い、肩も凝ってきたしそろそろ寝よう……

[スマホなし]
お風呂気持ちよかった！→きちんとマッサージしながらスキンケア＆ボディケア→まだ時間に余裕あるな→ストレッチ＆筋トレ→身体が温まったまま気持ちよく就寝

今まで“時間がない”“疲れてるから”などと理由をつけてサボっていたボディケアの時間が、スマホを触らないときちんと取れるようになり、明らかに体調と肌の調子が上向いてきた！　ホルモンバランスに悪影響を与える就寝前のブルーライトを浴びていないおかげか、スッと眠れるのも嬉しい限り。明日は早起きして、ヨガでもしようかな。

CHECK！
デジタル情報過多気味の頭を空っぽにする時間も大切。忙しいなかでも時間を見つけて運動やマッサージをすれば、心身ともにパワーアップできる。先輩エディターHを2度救った、「ヴェレダ」の“アルニカ マッサージオイル”を私も愛用中。デスクワークで凝り固まった肩や腰の筋肉を解きほぐしてくれる。2016年11月1日にはバスミルクも発売されるのでこちらも要チェック!!