ブルース・ウィリス『薔薇の素顔』(1994)
エロティック・スリラー『薔薇の素顔』はブルース・ウィリスの過激なヌードシーンであと一歩で18禁(17歳以下の鑑賞禁止)映画になるところだったという。「Entertainment Weekly」の記事を引用するとそのヌードシーンに「アメリカ映画協会内は騒然とし」、レーティング機構はプロデューサーに「過激なセックスシーンがある。もしブルース・ウィリスがシャワーから出てタオルを巻いたり、あるいは電話に出るときに一瞬ヌードが映るとかなら、R指定(17歳以下は成人保護者同伴必須)になるだろう。だけど、全裸で登場して、ベッドの上で誰かとセックスしている様子を見せた場合は完全に別問題だ」とカットを命じたという。ちなみに問題となったシーンはディレクターズカットに収録されているようだ。
Translation & Text: Naoko Ogata Photo: Getty Images