マイケル・ファスベンダー『SHAME -シェイム-』(2011)
セックス中毒を題材にした『SHAME -シェイム-』であらゆるヌードシーンをこなしているマイケル・ファスベンダーだが、そのことについて彼は全く動じていない様子だ。「僕は照れ屋だったけど、すぐにそれを克服する必要があった」と語ったファスベンダー。「それらのシーンで観客は主人公の内面を覗き見ることができるんだ。人々が、彼の裸体を見る時、そこには様々な意味が込められている。僕はテキパキと動かなくてはいけなかったし、共演者に気を配る必要もあったから、それどころじゃなかったんだ」
Translation & Text: Naoko Ogata Photo: Getty Images