ヴィゴ・モーテンセン『イースタン・プロミス』(2007)
ヴィゴ・モーテンセンはロシア・マフィアの係る人身売買をテーマにした映画『イースタン・プロミス』のトルコ風呂での乱闘シーンで、4分間にもわたってフルヌードで出演している。「撮影が台本通りの6日間じゃなくて、2日間で終わってよかったよ」と撮影現場の苦労を明かしたモーテンセン。「正直、このシーンをヌードで出演するかどうか、決意するのに8秒間くらいかかった。(中略)ツルツル滑るし、痛いし、恥ずかしいし。見ての通りさ。でも、その他のシーン同様にリアルを追求するべきだとわかっていたから、うまい具合にタオルをつけたまま、というのは無理だった」
Translation & Text: Naoko Ogata Photo: Getty Images