マッシモ・ボットゥーラが、オーストラリアで感動したこと
今年は2位と、ここ数年「ベスト50」の上位に君臨するイタリア・モデナの「オステリア・フランチェスカーナ」。シェフのマッシモ・ボットゥーラ(写真左)は伝統料理を引き継ぎながら、革新的な料理を生み続けるモダン・イタリアンの牽引者。そんなマッシモに質問! オーストラリアで特に気になった食材はある? 「それはたくさんあるよ。でも(ここで後ろを振り返る)、あの男を見てごらん。温かくてフレンドリーな、僕が持ち帰りたいオーストラリアの材料だ」と、地元メルボルン「アティカ」のヘッドシェフ、ベン・シューリー(写真右)を名指し。ベンといえば、エミューの卵などオーストラリア固有の食材を巧みに使った独創的な料理で32位にランクインした実力派。さすがマッシモ、スターシェフはうまいこと言う! エディターが現地で会った人たちが口を揃えて「ベンはすごく優しいの~」とべた褒めしていただけに、マッシモの言葉にも頷ける!
photo: Kazuma Takigawa, ELLE gourmet