キッチンの名品カタログ<Part2>
毎日使う道具はいつでも気持ちよく、末永く付き合っていけることが大切。長く愛されてきた定番でありながら、今の暮らしにもフィットする、ニューベーシックなこだわりツールをご紹介。
「柳宗理」の「ステンレスボウル」
スタッキングされた佇まいも美しい、計算し尽くされたボウル
「デザインによって造るのではなく造ることによってデザインが生まれる」という考えのもと、使い勝手のよさを最も大切にしていたプロダクトデザイナー、柳宗理。ステンレスボウルも、料理家や主婦にヒアリングを行い、直径13~19cmは底が平らなテーブルで安定する形に、23cmはお菓子作りなどで卵やクリームを撹拌する際に適した球形に、27cmはお米が研ぎやすいように底が広めの丸みを帯びた形にと、異なったカーブを描いている。
問い合わせ先/佐藤商事 tel. 03-5218-5338
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【CLOSE-UP】
ボウルの縁の部分が外へ2 重に折り込まれていて、指あたりがよく、つかみやすい作り。スタッキングして収納していても、使用したいボウルがすぐに取り出せる。
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『エル・ア・ターブル No.84』をチェック!
メイン特集は「センスのいい道具と暮らす」。ベーシックなのになぜか新鮮味を感じる、永遠の定番になってくれるキッチンツールや器の逸品をたっぷりと紹介している。このほかにもおしゃれなフーディが俄然萌える特集が満載! 見逃せない特集がたっぷりの最新号、ぜひとも注目を。
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Photo : Kan Kanbayashi Styling : Misa Nishizaki