ランチドレッシング
1980年
1950年代にアラスカの奥地で働いていた配管業者が、バターミルクとマヨネーズ、にんにく、玉ねぎ、ディルやチャイブなどのハーブを用いて考案したらドレッシングが「ランチドレッシング」だ。考案者であるスティーブ・ヘンソンは、その後、サンタバーバラにある自身の農場「Hidden Valley Ranch」にて、このドレッシングを持ち帰り用容器に詰めて販売をスタート。ヘンソンと妻ガイルは、「Hidden Valley Ranch Food Products」を立ち上げた。オンラインマガジンの『Slate(スレート)』によると、「それは、簡単にヘルシー料理に脂肪分をおいしくプラスする人気のアイテムだった」そうで、80年代になるとどこでも見かけられるように! 1992年には、ついにアメリカでのベストセラーのドレッシングになった。
original text : Helin Jung transtlation : Anri Tsushima photo : Getty Images