特集
2016/05/28(土)

今、あなたが食べるべきものは何!? 年齢に合った「食べ分け」に注目

年を重ねると、体がもとめる栄養素も変わってくる。そこで、「サンライズ・シニア・リビング・アンド・グレースウェル・ヘルスケア」に在籍する栄養士のソフィー・マレーさんが、世代別に何を食べるべきかについて教えてくれた。

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photo : Getty Images

70代、それ以上の方へ

少しずつ頻繁に食べること
 
70代、80代に入ってくると、加齢による心配が増えていく。3年ほどをかけて食欲は減り、身体能力もゆっくりと落ちていく。病気の回復力も落ち、老化によるさまざまな健康リスクのために薬物治療も長びくかもしれない。その最中でも、健康的な食生活を管理して体を支えていこう。イギリスでは高齢者の1%が栄養失調と言われているので、楽しくたっぷり食べるのが大切だ。そのためにも、栄養豊富な食べ物をとることが基本となる。食べる回数も、若い頃よりも重要になっている。消化を助けるために、夜遅くに食べたりせず、かぶやケール、ブロッコリーといった野菜をたっぷり食べること。老化により胃酸が減退しているので、生ものも避けるのがベター。消化面や栄養面から見ても、手作りのスープやシチューは理想的。もし総入れ歯であれば、やわらかい野菜や卵、マッシュドポテト、カッテージチーズ、ヨーグルトといった咀嚼しやすい食べ物がおすすめ。

photo : Getty Images

また、できるだけサプリ摂取ではなく口から食べることを心がけて。最低3種類の野菜と少しの塩、自然派のキューブだしで作ったスープがおすすめ。消化能力が低下すると、サラダよりも調理された料理の方がいい。だから、野菜とタンパク質が豊富なおいしいスープとシチューは、多くの問題を解決してくれるのだ。

Original text : The Good Housekeeping Web team

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