予防について考える
　
この世代で何をするかが、将来の健康を左右するキーポイントになる。というのも、この頃から質のいい食習慣を続けることで、老人性痴ほう症や心臓病、2型糖尿病といった生活習慣病へのリスクを軽減できるかもしれないから。たとえば、亜麻仁オイルや菜種油といった、心臓から脳の健康までを守る多くの利点があると言われるオメガ3脂肪酸を含んだオイルを使って、手作りのドレッシングを試してみよう。魚やフィッシュオイルも、オメガ3の摂取におすすめの方法だ。 

健康的な食習慣を確立すること
　
朝ごはんは、健康的な生活の基礎となる食事。たっぷりの栄養があって、上質で新鮮な食材のチョイスを心がけよう。おすすめの朝ごはんは、オイルとこしょうとにんにくで混ぜ合わせたアボカドと、卵をトーストにのせたもの。あるいは、ナッツやドライフルーツ（アプリコット2～3粒など）を乗せたヨーグルトも、栄養的にバランスがいい。

エネルギー源を確保すること
　
仕事で忙しいときは、ついつい長時間労働になってしまいがち。そんなときも、体のために健康的なルーチンを保つこと。まずは、睡眠や体内時計の妨げになるカフェインの取り過ぎに注意。また、できる限り精製されず、味付けもされていない新鮮な食材を使うことも、栄養面を考えると安心だ。さらに、忙しいなかでも食事を作ってみてほしい。 1週間の献立のうち、2人前の赤身肉、脂肪分のある魚を1度は選びつつさまざまな魚を取り入れてバランスよく食べたい。豆やナッツといったタンパク質が豊富なものや、キヌアやさつまいもなどのさまざまな糖質も必須の栄養だ。