今、あなたが食べるべきものは何!? 年齢に合った「食べ分け」に注目
年を重ねると、体がもとめる栄養素も変わってくる。そこで、「サンライズ・シニア・リビング・アンド・グレースウェル・ヘルスケア」に在籍する栄養士のソフィー・マレーさんが、世代別に何を食べるべきかについて教えてくれた。
50代で食べるもの
ホルモンの変化を見つめること
年を重ねるにつれて表れる、ホルモンの変化に備えること。閉経が近づくと、大きな体重の変化が起こるかもしれない。でも、その間もずっとエネルギーレベルが変わらないように気を付けて。そして、引き続いて1日30g以上の砂糖や糖度の高いおやつを避けること。
骨に気をかけること
女性は骨粗鬆症になりやすい。消化に問題がないのなら乳製品をしっかりとり、カルシウムとビタミンDが豊富な葉野菜を食べよう。夏は、ビタミンDレベルをあげるために、1日に15分は太陽にあたること。これはどの年代にも必要だが、この世代はとくに! 50代の男性も、30代に比べると骨組織の低下がみられるので、カルシウムとビタミンD摂取は重要だ。
心臓病について
心臓病もまた、この世代の大敵。脂肪酸を含む食べ物(くるみ、サーモン、いわし、大豆、豆腐、スプラウト、カリフラワー、フラックスシードなど)は、心血管をサポートするというレポートも。ケーキやクッキー、揚げ物といった脂っこい加工食品や肉類の代わりに飽和脂肪酸をとることで、 リスクを低下できるそうだ。豆などの食材から十分な繊維質をとることは、健康的な内臓を手に入れる手助けになり、加えて脂肪分摂取を減らせば、心臓病のリスクを抑えることにもなりえるのだ。
Original text : The Good Housekeeping Web team