絶対にやってはいけない、冬タイツの落とし穴
2017/12/18(月)
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モノトーンスタイルには重厚感のある厚手のタイツもお似合い。

タイツを消耗品扱いするなかれ

夏場の働く人のストッキングは消耗品感覚でもいいと思うんですけど、タイツは雑に扱えば消耗品にもなるし丁寧に扱えば下着くらいの寿命になる もの。消耗品として買った安いタイツは、ワンナイトラブの相手みたいなもので、今だけ楽しければいいやり捨て扱いになってしまう。でも、きちんと吟味して巡り会った人とはちゃんとした関係を築こうとするじゃない? 服との付き合い方は人間関係と一緒で扱い方に人間性が出てしまうのよね。

では、簡単で傷みづらい洗い方はというと、私は二重にしたネットに入れて洗濯機のデリケートコースで洗っています 。そうすると他の洗濯物とタイツが絡まないから、伸びないんです! 繊細で高級なタイツは手洗いもするんだけど、その場合もネットに入れて軽く脱水しないと、タイツ自身が水分の重みでビローンと伸びてきちゃうのよ。だから手洗いする人も、ネットに入れて弱モードで2~3分脱水すべし 。これは長く生きてきた知恵です。究極に大事にしたいなら、手洗いした後にバスタオルに巻いて足で踏んだりして水気をとったらいいかもだけど、毎日忙しいとなかなかそこまでしていられないもの。
とにかくタイツをそのまま洗濯機に入れるのだけは止めて。安いのも高いものも一発でダメになります。

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photo:GETTY IMAGES,IMAXTREE

  • 地曳(渡辺)いく子/IKUKO WATANABE JIBIKI
    ファッション誌で30年超のキャリアを誇るスタイリスト。ファッション誌だけでなく数多くの女優のスタイリングも手がける。女性を美しく見せる高い感度はもちろん、的確な理論に基づいたスタイリング術に定評あり。また、その独特の語り口も魅力で、ファッション指南本の著書も多数。2017年10月に最新刊「脱『若見え』の呪い “素敵なおばさま"のススメ」(マガジンハウス)が発売。

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