エディターズPICK
2016/04/19(火)
一生モノは“三年モノ”!?

いく子先生がぬきうち検査! ファッショニスタのお買いもの収支

新生活の始まる春こそ、お財布の中身を見直す時期。洋服好きな働く女性は、月にどれくらいファッションにお金をかけている? 果たしてその使い方は正しいの? 正解ってあるの!? ファッションに費やした時間も費用も桁外れ!なスタイリストの地曳いく子さんが、ファッションとお金の正直な付き合い方を解き明かす。

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30代/多忙ゆえファッション欲が低下!? 親孝行も忘れない優等生長女

PROFILE
職業/ウェブ プロデューサー。社会人歴16年目。
 
毎月のお給料の使い道/
家賃や食費(自炊)など40%
交際費25%
貯金20%
服飾費10%
映画やライブなどの趣味5%
 
もともと洋服はコンスタントに買うタイプではなく、シーズン初めなどスイッチの入ったときにまとめて買う派。現状のワードローブにもある程度満足しており、無理して高いものを買うぐらいなら、年金暮らしの両親への旅行や贈り物に充てたい。

<お悩み>
20代の頃は花盛りだったファッション熱。自分でカスタムしたり、限定品を買いに行くなど溢れるガッツを見せていたものの、ここ数年は趣味のライブや演劇、サッカーの観戦に気持ちが奪われがち。ファッションに関しては、決まったショップを月1くらいで定点観測できれば満足。とはいえ、あの頃の熱がちょっぴり懐かしい。このままでも居心地は良いけれど、冒険心の無さや、おしゃれする意欲そのものが足りないことに、ちょっと焦る。
 
 
<いく子's ANSWER>
人間って熱量が一定だから、趣味に時間とお金がいっちゃったら、ファッションへの情熱が減るのは仕方ないよね。冒険しなくなったって言うけど、人生の別の部分で冒険してる ならいいんじゃない? すべてを手に入れることはできない から。
 
そしてそれが仕事の出来不出来に関係しているわけでもなし、寂しいかもしれないけど、居心地がいいならそれでいいと思うの。ファッションがすべてではないよね。それに意欲が足らないって言うけど、毎月10%も使ってたら十分だと思わない!? それって年間で考えたらいくらですか? と私は問いたい(笑)。

Photo : AFLO

  • 地曳(旧姓:渡辺)いく子/IKUKO WATANABE JIBIKI
    ファッション誌で30年超のキャリアを誇るスタイリスト。ファッション誌だけでなく数多くの女優のスタイリングも手がける。女性を美しく見せる高い感度はもちろん、的確な理論に基づいたスタイリング術に定評あり。また、その独特の語り口も魅力で、ファッション指南本『服を買うなら、捨てなさい』(宝島社)など著書多数。

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