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photo : ___/Getty Images

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できるだけ肌触りのよい素材を選ぼう

一日中心地よくファッションを楽しむためには、肌触りのよいストレスフリーな素材を身に着けることも大切なポイントに。「肌に触れるものでいちばんいい素材は、やはり綿ですね」と話すのは、アーユルヴェーダマスターで「マハリシ南青山プライムクリニック」院長の蓮村 誠先生。健康の面からも素材選びは実に重要だという。
 
「女性の肌はデリケートなので、特に下着はオーガニックコットンがベスト。一番肌の敏感な所に触れる生理用品はなおさらです。普通の皮膚と、女性のプライベートエリアの粘膜とでは、同じクリームを塗ったときでも経度吸収率が数十倍も違うので、それだけ肌への優しさに配慮した素材を選ぶ意味も大きいんです。生理が辛い人はオーガニックの布ナプキンに替えるだけでも、体調が変わりますよ。洗って何回でも使えますし、今ならおしゃれな柄もあるようなので楽しんではいかがでしょう」(蓮村先生)
 
当然洋服も素材へのこだわりは大切で、基本は綿で寒ければウール、暑ければ麻などを取り入れるのが◎。「絹は湿疹といった皮膚トラブルのある人が使うと、余計に痒みが出てしまうので要注意」とのこと。
 
またアタッシェ・ド・プレス岡本敬子さんからは、インテリアスタイリスト小澤典代さんの本『一緒に暮らす布』(新潮社刊)のリコメンドが。
「布に関する事柄を学べるだけでなく、肌触りが良くて丈夫で、身に着けていると温かみがあり安心できるのは、こういう手間暇をかけて作られている素材だからだと教えてくれます。布は女性を幸せにしてくれること、肌に直接触れるものだから実はすごく大切だということがわかります」(岡本さん)
 
服という仕立てられた状態でしか布に接することのない私たち。その背景を考える機会は少ないけれど、本を通して人と布との関わりを考えたら、改めて自分の服にもっと愛着が沸きそう!

  • <革命TIPS アドバイザーはこの方々!>   (※順不同)

  • 渡辺いく子(Ikuko Watanabe)
    ファッション誌で30年以上のキャリアを誇るスタイリスト。“大人の女性”の服選びの第一人者として、数多くの女優のスタイリングも手がける。美しいビジュアル感覚はもちろん、的確な理論に基づいた着やせテクニックなど、実用性の高いスタイリング術に定評がある。最近『50歳ファッション黄金セオリー ~さようなら、おしゃれメランコリー~』(WAVE出版)を上梓し、好評発売中。

  • 岡本敬子(Keiko Okamoto)
    アタッシェ・ド・プレス。文化服装学院スタイリスト科卒業後、スタイリストオフィスに入社。その後、大手アパレル会社のPR部門にて国内外のブランドのPRを行う。現在独立してアタッシュ・ド・プレスとして活動中。2010年に自身のブランド「KO」を立ち上げる。
    http://blogs.elle.co.jp/okamoto/

  • 染谷真太郎(Shintaro Someya)
    シンゾーン」ディレクター。1980年生まれ。ロンドン留学帰国後、2001年20歳の時に表参道に「シンゾーン」をオープン、全て独学でセレクトショップを運営する。「デニムに合う上品なカジュアル」をコンセプトとした、男性ならではのセレクトが女性の間で大人気。
    http://blogs.elle.co.jp/shinzone/

  • 蓮村 誠(Makoto Hasumura)
    マハリシ南青山プライムクリニック院長。東京慈恵会医科大学卒業、医学博士。オランダマハリシ・ヴェーダ大学、マハリシ・アーユルヴェーダ認定医。特定非営利活動法人ヴェーダ平和協会理事長。現在、診療に当たる傍ら全国各地での講演活動、 書籍執筆、テレビ出演、雑誌の連載などで活躍中。エル・オンラインでの連載「蓮村誠のFind Yourself 人生を楽しむヒント」も定番人気。2014年2月に新著『失うことは恐くない アーユルヴェーダで不安と悲しみを手放す』(春秋社刊)を上梓。
    http://www.hoyurishikai.com/index.html

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