“醜いアヒルの子”だった現代のスーパーモデル、カーリー・クロスの出世術
「ロレアル」のアンバサダーに任命されるなど、人気といい、実力といい現在トップ中のトップといってもいいスーパーモデル、カーリー・クロス。“ヴロガー”として始動し、事業もスタートするなど、彼女が牽引する“新しいモデル像”のトレンドと、若い女性のロールモデルとして活躍中の22歳の素顔にクローズアップ! でも、実はモデルとしてはマイナスだらけだった彼女が今の立場になる背景に、1に努力、2に努力、3,4がなくて5に人柄、というくらいの徹底した真面目さとプロフェッショナルな姿勢があった……。
これからのカーリー帝国:“to remain as hungry and inspired and driven”
「ロレアル」のグローバル・アンバサダーに任命されたカーリー。同じくスポークスウーマンであるジェーン・フォンダやエヴァ・ロンゴリア、ブレイク・ライブリーらとともに仕事をしたことでもしっかり学びを得ているカーリー。「皆私がテレビや映画で見ていた女性達だけれど、全員がとても温かく私を迎えてくれたの。スーパーモデルであるかそうでないかは全く関係なくね。そういう事を忘れないでいることこそが、その人が長い間続くキャリアをもつ人物に変えていくんじゃないのかしら」と語るカーリー。彼女自身、常にプロフェッショナルでどんなときにも、誰に対しても笑顔で全力を傾けてくれることで有名。つい最近、YouTubeに「Klossy」というチャンネルを開いたばかりのカーリー。これからの「カーリー帝国」はどうなっていく?
「私は今やっていることを全部、またそれ以上に増やしながら、ずっとやっていけたらいいなと思っているの。私にとってのチャレンジ、それは今の私のようにハングリーで、インスパイアされ続け、常に内側から動かされ続けること。ずっとそういう風に感じていられるようにありたいわ。」
“to remain as hungry and inspired and driven(常に渇望し、奮い立ち、意欲的に!)”をモットーと語るカーリー・クロス。男性側のモットーが故スティーブ・ジョブズの「stay hungry, stay foolish(ハングリーであれ。愚かであれ)」であるとするならば、これからの若い女性のモットーはカーリーのこれで決まり!
text : Ryoko Tsukada