エディターズPICK 2015/1/20(火)
「バイリンガルニュース」Mamiさんが解説!

エル・オンライン流、おしゃれ英会話講座 【仕事編】

エル・オンライン流の英会話レッスンがいよいよ実践編に突入。ポッドキャストの大人気番組「バイリンガルニュース」のMCを務めるMamiさんが、シーン別に今すぐ使えるフレーズや、英会話のニュアンスで気を付けるべきポイントを伝授。お仕事編ではビジネス英会話の基本と、覚えておくと役立つTIPSをお届け。将来海外で働きたい人、外資系企業に勤めている人、必読!

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「アグリー・ベティ」 photo : Photofest/AFLO

4/5

謙遜のしすぎに注意

前回の恋愛編と同様、ビジネスの現場でも謙遜のしすぎは不要です。英語は母国語ではないのですから、ちょっとぐらい間違えてしまっても気にすることはありません。 逆に気にしすぎると相手も気を取られてしまいますので、堂々としましょう。
 
あまりにボロボロになってしまって、どうしてもひと言、言いたい場合のみ、
Excuse my English. 「英語が苦手でごめんなさい」
とさらりと言えばOKです。 ただ、これも会議やプレゼン中に何度も言う必要はありません。
 
つい日本語の感覚で言ってしまいがちなのが、「私なんてまだまだ新人ですので」とか「つまらないものですが……」など。本当にそのままの意味で受け取られてしまいますので、自分を下に言う必要はないと心得て。相手が他社の人の場合、取引に不安を感じられてしまう場合や、自分の上司の場合は、自分を低く見積もると本当に評価が下がっちゃう危険も! できないことをできると嘘をつくのはNGですが、できることならば自信をもって「できる」と言いましょう。日本人は「空気を読む」とか「暗黙の了解」が得意ですが、欧米では(特にビジネスの場では)「はっきり言わないとわからない」というのが共通認識。Yes、Noを含め、意思表示はしっかりと。
 
会議などで意見を求められたとき、同意するなら
I agree.「私も同意です」
何か指摘された場合は、
That is a good point.「いいご指摘ですね」
You are right.「おっしゃる通りです」
など、いったん受け止めてから反論すると、けんか腰に聞こえずポジティブな印象に。
 
難しい質問をされて答えに詰まったら、シーンと黙らずに、まず
That is a good question.「難しい質問ですね」
と言うと、焦りがちょっとだけ隠れて優雅に聞こえます(笑)。ただしこれは「なんで遅刻したの?」など怒られて詰問されている場合はもちろん除きます。
 
失敗して恥ずかしかったり、軽く謝罪したりするときに、日本だと場を和ませるためにニヤニヤする場合がありますが、欧米だとその習慣がないため、「真剣な局面でなぜニヤニヤするのか」と逆効果になることが多いので、要注意。
 
そのほか、握手のときは、しっかりと強めに手を握るのもポイント。乾杯でも目を合わせるほうがベター。アイコンタクトはしておいたほうが、仕事ができる印象を与えられます。プレゼンのように大勢の前で話す場合は、いろいろな人を見て視線を配分しながら、人の顔を見て話すこと。手元の資料だけを見たり、あさっての方向を見て話していると、自信がなかったり緊張していると思われてしまう(またはそれがバレちゃう)ので気をつけましょう。これは実際の場で毎回意識していればすぐにできるようになります。

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  • PROFILE
    Mami(まみ)/1986年、東京生まれ。日本育ちのバイリンガル。大学卒業後、外資系PR会社に勤務。2013年より友人のMichael(マイケル)と英会話ポッドキャスト「バイリンガルニュース」をスタート。開始から数カ月でポッドキャストのiTunesランキング1位を獲得する大人気番組に。現在はフリーランスとしてコラム執筆など幅広く活躍中。初のエッセイ集となる電子書籍『バイリンガルニュースMamiの文字おしゃべり』(幻冬舎刊)が好評発売中。
    ポッドキャスト「バイリンガルニュース」はこちら

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