エディターズPICK 2015/4/17(金)

【vol.1】Mamiが提案! ワークシーンで使えるおしゃれ英会話

ポッドキャストの大人気番組「バイリンガルニュース」のMCを務めるMamiさんが解説、大好評を博した英会話レッスンが再び登場! 今回は、ワークシーンで使える定番フレーズやこなれた表現、会議&プレゼンの心構えなどにフォーカス。しっかりマスターして、ビジネス英会話をブラッシュアップして。

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“読まない”プレゼンで堂々と!

アメリカ系の企業では、プレゼンやスピーチはとても重視されます。プレゼンがうまいことが評価されますから、いかに堂々と、緊張感を見せずに話せるかがポイントです。自信満々な雰囲気で、目線を配分しながら、常にアイコンタクトを忘れずに。手も固定されていると緊張して見えるので、自然に動かすことを意識しましょう。 
 
手元の資料を読み上げているだけだと、人に伝わらないうえ「自信がないのかな」と思われがち。 なので資料は思い切ってシンプルにして「読まない」ようにしちゃうのもアリです。要点だけを書いておいて、あとは自分の言葉で自然に話す。そのほうが聞き手にとっても話が入ってきやすいです。
 
アメリカでは学校でも“パブリックスピーキング”というプレゼンの授業があって、メモにすべて文章で書いちゃダメだと教えられるんですね。そうすると下を向いて話してしまうから。TED(※カナダで年に一回開催されている世界的な講演会)を見るとよくわかりますが、「いま、話してますよ」という姿勢が大事なんです。 
 
プレゼンが上手な人は、うまくユーモアを交えて笑いで掴むんです。話がつまらないと聞く気がなくなるし、眠くなってしまうから。資料にも写真やイラストを入れて、面白く見せる工夫をすることも。仕事だからといって、全部を真面目にしなきゃいけないわけではないんです。プレゼン中に、みんなの興味を途切れずに引きつけておくためにユーモアを入れると、親近感をもって聞いてもらえます。 
 
そのほか、プレゼンの最中はひとりで突っ走らないことも大切です。英語が苦手だったりテンパったりすると、ひとりで進めてしまいがち。みんながついてきているか、常に意識しながら進めましょう。 
 
実際にプレゼンをする番になったら、紹介してくれた人がいれば、「Thank you」から入ってプレゼンを始めます。 
 
プレゼンの構成は、

-introduction(出だし)
-content(本題)
-conclusion(締め)

のように、起承転結をもたせてまとめるのが基本です。そしてプレゼンが終わったら質問を受け付けて、最後に「Thank you」といって締めます。 
 
プレゼン上手な人は、どんなに難しい質問が飛んできても自信をもって答えます。半分、演技がかってるんですよね(笑)。いかに自分が売ってるものや企画が素晴らしいかを宣伝するわけですから、プロフェッショナルな自分を見せることに徹する。“ひとり舞台”だと思えば、慣れてくると楽しいですよ。あとは「私はできる女」だと思い込むこと。まず自分自身が自分を信じていないと、相手を信じさせることはできません。

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photo : Getty Images, IMAXTREE

  • PROFILE
    Mami(まみ)/1986年、東京生まれ。日本育ちのバイリンガル。大学卒業後、外資系PR会社に勤務。2013年より友人のMichael(マイケル)と英会話ポッドキャスト「バイリンガルニュース」をスタート。開始から数カ月でポッドキャストのiTunesランキング1位を獲得する大人気番組に。現在はフリーランスとしてコラム執筆など幅広く活躍中。初のエッセイ集となる電子書籍『バイリンガルニュースMamiの文字おしゃべり』(幻冬舎刊)が好評発売中。
    ポッドキャスト「バイリンガルニュース」はこちら

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