【vol.1】Mamiが提案! ワークシーンで使えるおしゃれ英会話
ポッドキャストの大人気番組「バイリンガルニュース」のMCを務めるMamiさんが解説、大好評を博した英会話レッスンが再び登場! 今回は、ワークシーンで使える定番フレーズやこなれた表現、会議&プレゼンの心構えなどにフォーカス。しっかりマスターして、ビジネス英会話をブラッシュアップして。
会議では意見を言うべし!
私はこれまでアメリカ系、ドイツ系の企業で働いたことがありますが、会議のやり方にも、国や文化の違いが出てきます。たとえば日本は始まりの時間(遅刻など)には厳しいけれど、時間通りに終わらないことも多いですよね。欧米では基本的に効率重視なのでダラダラと長い会議はあまりないですし、会議自体も日本に比べて少なめです。
また欧米では、会議中にずっと黙っている人をほとんど見かけません。会議もパッパッと進んでいくし、全員が何かを提供しなければいけないという意識があります。日本だと「新人だから」「若手だから」と意見を口にすることを謙遜しがちですが、海外では会議の場にいるということは意見を求められるということ。意見を出すことにおいて、年齢や肩書、上下関係もあまり関係ないことが多かったです。
日本では「質問はありますか?」と言われても出ないことが多いですが、欧米では質問が出ない方が珍しかったかもしれません。周りのことは気にせずにどんどん質問をする傾向があります。
プレゼンの後には、
Do you have any questions?「何か質問はありますか?」
と入れるといいでしょう。
自分から質問をしたいときは、
I have a question.「質問があります」
May I ask you a question?「質問をしてもいいですか?」
海外でプレゼンをするなら、高確率で質問をされると思っていたほうがいいでしょう。どんな質問がきても答えられるように、準備をしておくと安心です。
photo : Getty Images, IMAXTREE
-
PROFILE
Mami(まみ)/1986年、東京生まれ。日本育ちのバイリンガル。大学卒業後、外資系PR会社に勤務。2013年より友人のMichael(マイケル)と英会話ポッドキャスト「バイリンガルニュース」をスタート。開始から数カ月でポッドキャストのiTunesランキング1位を獲得する大人気番組に。現在はフリーランスとしてコラム執筆など幅広く活躍中。初のエッセイ集となる電子書籍『バイリンガルニュースMamiの文字おしゃべり』(幻冬舎刊)が好評発売中。
ポッドキャスト「バイリンガルニュース」はこちら