いまどき”チープ・シック2.0”のための7つの掟
2016/11/02(水)
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右 オードリー・ヘップバーン(Audrey Hepburn) 左 サルヴァトーレ・フェラガモ(Salvatore Ferragamo/1954年) ”スターの靴職人”として多くのハリウッドスターの足もとを支えてきたフェラガモ。靴に強いこだわりがあったオードリーも、彼に全幅の信頼を寄せていた。

掟 6

靴とジュエリーには惜しみなく投資して

「いいジュエリーにはおカネを使うわね。ゴールドはあたたかくて、プラチナは気品があるし。ジュエリーも自分の身につけてしまえば、はっきりした自分の態度みたいになってくるのよ」――ナンシー・クロウ
 
 

「まず、私だったら、靴におカネをかけるわね。どんな服にでもはいて歩ける靴。何を着ていても、靴はものすごく重要なのよ」――ダイアナ・グリーランド

(『チープ・シック―お金をかけないでシックに着こなす法』より)
 
チープ・シックとはいえ、惜しみなく投資すべきなのが、靴とジュエリー。なぜなら、長い目で見れば、とてもコストパフォーマンスが高いから。「個性の強い服装をしている女性には、かならずどこか一点、オカネをかけている部分があるものです。5年前に買ったフランスのブーツであれ、手首に巻いた純金のチェーンであれ、その一点のおかげで、彼女はものすごく得をしています」と本に書かれているように、スタイリングのなかで圧倒的に視線を集める靴と、その人のライフスタイルを反映するジュエリーへの投資が“趣味のよさ”につながります 。安いトレンドものを買って、たった一年でダメにするのではなく、貯金をしてでもいいものを手に入れて長く愛用することこそ、チープ・シックの真髄。

左 サラ・ジェシカ・パーカー(Sarah Jessica Parker) 右 キム・キャトラル(Kim Cattrall) 「シングルウーマンの道は平坦ではない。だから、歩くのが楽しくなる靴が必要なのだ」――「セックス・アンド・ザ・シティ」でのキャリーの台詞はあまりにも有名。

Photo: AFLO, GETTY IMAGES

  • 『チープ・シック―お金をかけないでシックに着こなす方法』
     
    カテリーヌ・ミリネア 著 /キャロル・トロイ 著 /片岡義男 訳 ¥2,200(草思社)

    1977年に出版されて以来、20刷の発行を数える世界的ロングセラーであり、ファッショニスタ必携のおしゃれバイブル。ベーシック、クラシック、スポーツ・ウェアの着こなしから個性的な組み合わせまで、写真を添えた解説は今読んでも色褪せることのない永久保存版。マイスタイルに迷っている人はぜひご一読を。

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