掟 2
買うときに、その服が好きな理由を考えるべし
「くだらない服をごちゃごちゃ持つのをやめにすると、生き方まですっきりとしてきます。自分自身を喜ばせるために、服を着てください」(『チープ・シック―お金をかけないでシックに着こなす法』より)
買ったけれど結局あんまり着ないままタンスの肥やしになっている服、あなたにも身に覚えがあるはず。その原因は、買うときの熱量にアリ。なんとなく合わせやすいから、流行っているからという理由で服を買うのはやめて、「自分はこの服のどこが好きなのか」、「時代やトレンドが変わってもずっと愛用したいと思えるか」を自身に問いかけながら決断しましょう
。それだけで、「なんでこんな服買っちゃったんだろう……」という深い後悔と痛い出費とは無縁に(もちろん、失敗はつきものだけれど)。厳選された自分らしい服に囲まれて暮らすことで、スタイルはもちろん生き方のセンスまでぐっとアップするのだから。
Photo: AFLO, GETTY IMAGES
-
『チープ・シック―お金をかけないでシックに着こなす方法』
カテリーヌ・ミリネア 著 /キャロル・トロイ 著 /片岡義男 訳 ¥2,200(草思社)1977年に出版されて以来、20刷の発行を数える世界的ロングセラーであり、ファッショニスタ必携のおしゃれバイブル。ベーシック、クラシック、スポーツ・ウェアの着こなしから個性的な組み合わせまで、写真を添えた解説は今読んでも色褪せることのない永久保存版。マイスタイルに迷っている人はぜひご一読を。