エディターズPICK 2015/4/10(金)
Tall Timber

【前編】蘇ったビーチハウスで、大自然を抱きしめる!

建築家アンドリュー・ゲラーが1958年に手がけた、一風変わった木造のビーチハウス。大改修を経て竣工当時の姿に限りなく近づいたこの家には、同時代の家具がよく似合う。

(写真)“BKFチェア”/ロイヤルファニチャーコレクション、“サンフラワークロック”/ヴィトラ

ミッドセンチュリーのアイコンを正攻法でチョイス

緑が広がる大開口部を背に薪ストーブが置かれたリビング。右手奥には'50年代後半に人気を博したポール・マッコブによるプランナーグループのダイニングチェア、左手前には1938年に3人のアルゼンチンデザイナーによりデザインされた“BKFチェア”。アントニオ・ボネット、フアン・クルチャン、ホルヘ・フェラーリ=ハードイ、3人それぞれの頭文字をとって“BKFチェア”と名づけられた。壁の犬形アートは、実はトピアリーフレーム。絵画はゲラーの妻シャーリーの作品。プライウッド製クロックはジョージ・ネルソンのデザイン。

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photos : RICHARD POWERS original text : DOMINIC BRADBURY text : SHIYO YAMASHITA

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