独占インタビュー! 英ロイヤル・バレエの日本人プリンシパル、平野亮一にズームイン
2018/04/20(金)
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いろいろなダンサーたちのいいところどりをしていきたい

―― 入団当初から幅広い役柄を演じられている平野さんですが、目標とされるダンサーはいらっしゃいますか?

H:僕は、“この人”という人はいなくて。やはり、ダンサーひとりひとりにいいところがあるので、そのいいところどりをしたいなと思います。

―― 平野さんは、毎回いろいろな役を演じる前に、ルーティンみたいなものを作られていますか?

H:いや、僕は特別なルーティンというのはないですね。メイクをしている間にそのキャラクターに段々気持ちが変化して、ゾーン(役)に入っていくって感じです。

―― 『冬物語』もセリフが聞こえてくるようなバレエでしたが、演じながら気持ちをセリフなどで考えていたりしますか?

H:セリフは頭の中で言います。そういうシナリオは頭の中にあります。

―― では、1幕目と3幕目でガラッと変わった感じですか?

H:そうですね。

―― それも関西弁なのかなってちょっと思ってしまいました。(※平野氏は兵庫県出身)

H:いえ、英語ですね(笑)。

―― 先日のNHKのドキュメンタリーも多くの反響があり、Twitterでもとても話題になりました。

H:そうなんですか。ありがとうございます。嬉しいです。

―― 『くるみ割り人形』のパ・ド・ドゥをほとんど放送していたことが話題になっていました。

H:本当に大がかりな撮影で、4Kカメラを4~5台使って全幕撮っていましたよ。

―― 夏の『ロイヤル・エレガンスの夕べ』でも、メンバーのひとりに選ばれているそうですね。

H:はい、そうです。僕も高田(茜さん)も。

―― 皆さんを生で観られることに、今からワクワクしています。

H:ありがとうございます!

 

ロイヤル・バレエ『冬物語』
2018年4月20日(金)より、TOHO シネマズ日本橋ほかにて全国順次公開
http://tohotowa.co.jp/roh/

© ROH, 2018. ph.by Tristram Kenton

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