ニュース 2018/4/20(金)
cinema this week

『君の名前で僕を呼んで』ほか4月第三、四週のコレ観なきゃウィークエンド

毎週たくさんの新作映画が劇場公開されるなかで、私たちが本当に観るべきものって? 女性の知的好奇心を満たす、いま観るべき作品をエルがセレクト。今年からは隔週ペースでお届け中。4月後半は3作品をご紹介。

 

4月27日(金)公開 『君の名前で僕を呼んで』

避暑のために家族とイタリアに訪れていた17歳の少年と彼の父の助手である24歳の大学院生の青年の美しい一夏の恋を描いたラブストーリー。母の持つヴィラでいつものように家族と休暇を過ごしていたエリオ。彼の父は大学教授で、オリヴァーはその手伝いのためにやってきた。知的で自信満々のオリヴァーにエリオは興味津々だったが、彼はどこか人を寄せ付けないところがあった。近づきそうになっては離れ、一定の距離を保ち続ける二人だったが……。生涯忘れられない初恋の痛みと喜びに老若男女問わず、多くの人が共感。本作で初主演を飾ったティモシー・シャラメはアカデミー賞主演男優賞ノミネートをはじめ、数々の賞を受賞。アカデミー賞ではその他、作品賞、脚色賞、歌曲賞の4部門にノミネートされ、脚色賞を受賞した。手掛けたのは名匠、ジェームズ・アイヴォリー。授賞式で監督は続編について示唆、早くも期待が高まっている。

監督/ルカ・グァダニーノ
キャスト/アーミー・ハマー、ティモシー・シャラメ、マイケル・スタールバーグ、アミラ・カサール、エステール・ガレルほか
4月27日公開
http://cmbyn-movie.jp/

 
 

 

4月28日(土)公開 『オー・ルーシー!』

大学院生の修了作品として手掛けた短編『オー・ルーシー!』がカンヌをはじめとした映画祭で、35以上もの賞に輝いた平柳敦子監督がその世界観をさらに掘り下げ、長編監督デビュー。脚本にほれ込み、新人監督としては異例の豪華キャスティングが実現した。43歳、独身の節子は会社では空気のような存在で、一人暮らしの部屋は物だらけ、無気力な毎日を送っていた。ある日、姪に頼まれ、出かけた英会話教室で教師のジョンと出会った節子は、ルーシーと言う名前とかつらを与えられる。ジョンから、アメリカ人のようにハグされ、すっかり彼に魅了されるも彼は帰国。節子は一念発起して、彼の後を追う。言いたいことも言えず、やりたいこともなく、誰ともかかわらず暮らしてきた節子のちょっとした冒険に思わずエールを送りたくなる。世界中で評価されている寺島しのぶのルーシーが実にはまり役。

監督・脚本・プロデューサー/平柳敦子
キャスト/寺島しのぶ、南果歩、忽那汐里、役所広司、ジョシュ・ハートネットほか
4月28日公開 
http://oh-lucy.com/

 
 

 

4月28日(土)公開 『ザ・スクエア 思いやりの聖域』

カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞したシニカルな笑いのヒューマンドラマ。現代美術館のキュレーターとして成功しているクリスティアンは離婚して二人の娘がいるが、高級車を乗り回し、洗練されたファッションに身を包み、華麗なシングル生活を送っていた。彼が手掛ける次回の展示作品は「ザ・スクエア」。「すべての人が平等の権利を持ち、公平に扱われる」という「思いやりの聖域」をテーマにした参加型アートだ。が、その頃からトラブルに見舞われた彼のまるで思いやりのない日々が始まる。格差社会の偏見や差別、欺瞞、アートに対する強烈な皮肉や行き過ぎた炎上商法など、現代社会に潜むさまざまな罠に思わずクスッと笑いたくなる展開。観客の良心や成熟度を問うような、少々、意地悪なテイストが癖になる。

監督/リューベン・オストルンド
キャスト/クレス・バング、エリザベス・モス、ドミニク・ウェスト、テリー・ノタリーほか
4月28日公開
http://www.transformer.co.jp/m/thesquare/

Text: Aki Takayama

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