「君がいればそこが幸せの家さ」

ダニエル・クレイグ＆レイチェル・ワイズ／『ドリームハウス』
 
ダニエル・クレイグと言えば、最近は『007』シリーズのジェームズ・ボンドのイメージが定着し、アクションスターの印象が強いけれど、『ドリームハウス』で彼が演じるウィルは、妻と娘を愛するよき夫でよき父親のごく普通の男。とはいっても、やはりダニエル！　ファミリー映画であっても家族を守るために、立ち向かう！　戦う！　けれど、その恐怖の裏側には恐ろしい事実、信じがたい事実が隠されていて──。この共演がきっかけで恋に落ちたダニエル・クレイグとレイチェル・ワイズは2011年6月に電撃結婚。確かにこの映画を観ると、ダニエルと恋に落ちてしまったレイチェルの気持ちがよくわかる！　ヒューマンサイコスリラーではあるけれど、愛の深さに泣いちゃう～！
 
女子的シネマ名言は「君がいればそこが幸せの家さ」。購入したばかりの新居だけれど、何かがおかしい……そんな家の異変に気づいたリビー（レイチェル・ワイズ）が不安な想いをぶつけた際に、ウィルが優しく言った愛のあるセリフ。