「悲しみは時が癒してくれる」
「悲しみは時が癒してくれる」/『ラースと、その彼女』
田舎町で暮らすラース(ライアン・ゴズリング)は、街の人たちから“Mr.サンシャイン”と呼ばれ慕われている心優しい青年。あまりにも純粋でシャイな性格なゆえに女の子と会話することもままならない彼が、ある日、隣に住む兄夫婦に初めて彼女を連れてやって来る。ラースが彼女だと言う女性“ビアンカ”は、なんと等身大のベビードールだった! ちょっと間違うと「キモッ」となるけれど、ラースが本当に心優しい人間だからこそ、兄夫婦も街の人々も話を合わせてビアンカを人間のように接してくれるわけで。ラースの一途さにクラッ、人の温かさにジーンとする、恋愛観を変えてくれる1本。
女子的シネマ名言は「悲しみは時が癒してくれる」。一度でも失恋を経験したことのある人は、きっと「そうそう」とうなずきたくなるはず。
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『ラースと、その彼女』(Lars and the Real Girl)
2007年
<特別編>
DVD ¥3,990 発売中
監督/クレイグ・ギレスピー
出演/ライアン・ゴズリング、エミリー・モーティマー、ポール・シュナイダー
発売・販売元/20世紀フォックス ホームエンターテイメント ジャパン
問い合わせ先/20世紀フォックス ホームエンターテイメント ジャパン
http://www.foxjapan.com/dvd-video/
text : Rie Shintani