インタビュー 2015/7/28(火)
本誌インタビューの裏話

黒柳徹子さんからもらった「心に響く言葉」

『エル・ジャポン』9月号の「教えて先輩! リアル人生相談室」特集にスペシャルゲストとしてご登場いただいた黒柳徹子さん。こちらでは、本誌インタビューでとりわけ印象的だった“徹子さんの金言”、舞台裏のお話をちょっぴりご紹介! 徹子さんの類い稀なる感性、ぶ厚い人生経験のフィルターを通した言葉や生き方から、きっと勇気がもらえるはず。

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人に感動を与えるものは上質でなければ

7月、都内某所。校了も間近に迫ったある日、“人生の転機と決断”をテーマに『エル・ジャポン』9月号のインタビューが行われた。インタビュアーは、自称「未婚のプロ」、エル世代のオピニオンリーダーとして人気のジェーン・スーさん。お話を伺うお相手は、黒柳徹子さん。そう、女優、司会者、エッセイスト、ユニセフ親善大使として第一線で活躍する一方、パンダ研究家、ろう者の手話劇の運営、世界自然保護活動など、さまざまな顔をもつ人生の大先輩。
 
放送40年を迎え、ギネス記録を更新中のご長寿番組『徹子の部屋』でのゲストとの対話を思わせるシチュエーションで、徹子さんとジェーンさんの会話は和やかにスタートした。
 
実際の取材内容は本誌をくまなく熟読いただくとして、そこでは書ききれなかった言葉や、印象的だった言葉をいくつかご紹介したい。
 
「人に感動を与えるものって、やっぱり上質でなければならないと思います」
 
自分の子どもに人形劇を見せてあげられるような個性的なお母さんになりたかったという徹子さんが、テレビ女優第一号としての道を歩むきっかけとなったのが人形劇『雪の女王』との出合い。たまたま銀座で見たというこの人形劇での感動が原動力となり、テレビ放送を開始したばかりのNHKの俳優募集に応募することになったのだそう。胸を打たれるようなこの人形劇での感動は、超一級のスタッフ陣によるものだったからと振り返る。そうした感動から、「プロになりたい」「“上手”を目指したい」という思いを胸にしたひとりの女の子が、大きな運命に導かれることになる。

>>黒柳徹子さん×ジェーン・スーさんの対談内容は本誌9月号をチェック!

  • PROFILE
    東京、乃木坂生まれ。トモエ学園から香蘭女学校を経て、東京音楽大学声楽科卒業。絵本を上手に読めるお母さんになりたいと、NHK放送劇団の試験を受け、合格。独特の個性でテレビ、ラジオ、舞台で活躍する。1981年、自身の子ども時代を綴った『窓ぎわのトットちゃん』がベストセラーに。司会を務めるトーク番組「徹子の部屋」は、今年、放送開始40年目に突入。’84年から、ユニセフの親善大使を務め、アフリカやアジアの国々を訪れている。

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Photo : Gordon Monroe(portrait), AFLO, Hisai Kobayashi(book)

  • 『トットひとり』(新潮社刊 ¥1,500)

    最新刊『トットひとり』では、親交が深かった向田邦子さん、沢村貞子さん森繁久彌さんといった、“同じ匂いを持った人”とのエピソードが綴られ、“徹子のヘア”のお話も。「大切な人はもうみんないなくなってしまった」と語る回想録の数々は、感涙必至。若い読者からは感動の手紙が寄せられているという。

  • 『エル・ジャポン』9月号をチェック!
     
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