インタビュー 2013/4/30(火)
実在した正義漢を体当たりで熱演!

『L.A. ギャング ストーリー』のライアン・ゴズリングに直撃インタビュー

純愛ドラマ『きみに読む物語』で一躍注目を浴び、続く『ブルーバレンタイン』『ドライヴ』ほかで全世界の女性ファンのハートをがっちり掴んだライアン・ゴズリング。今年3月には突然の俳優休業宣言で世間を驚かせたライアンが、新作『L.A. ギャング ストーリー』について、そしてプライベートでハマっていることや“モテる秘訣”について、たっぷり語ってくれた!

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photo : Getty Images

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女性的な拳銃を渡されてがっかりしたよ

『きみに読む物語』の成功で世界的に注目を集める一方で、低予算のアートハウス作品で風変わりな男を演じたり、コメディで意外な顔を見せたりと八面六臂の活躍をするライアン・ゴズリング。女性誌のセクシーリストでは常に上位にランクインする彼が新作で挑んだのは、40年代のロサンゼルス警察が秘密裏に組織した対ギャング部隊“ギャングスター・スクワッド”の一員ジェリー。作品にかける思いや役作りの秘密、そして5月から撮影が始まる監督デビュー作について語ってもらった。
 
――この映画に出演を決めた理由を教えてください。
 
ルーベン・フライシャー監督が作ったコメディ『ゾンビランド』の大ファンだったんだよ。『ラブ・アゲイン』でエマ・ストーンと共演する前にどんな女優かを知るために観たんだけど、あまりの面白さに目的をすっかり忘れたくらい。映像センスも素晴らしいし、物語のテンポも最高だ。才能豊かなルーベンから出演オファーがあったのが第1の理由だね。それとロサンゼルスを恐怖支配していたギャング、ミッキー・コーエンをショーン・ペンが演じると決まっていたのが第2の理由。ショーンは僕らの世代のなかでは最高の俳優のひとりだし、ずっと共演したいと思っていたんだ。
 
――でも、実際にショーン・ペンと顔を合わせる場面は少ないですよね。
 
それは僕も悲しかった。脚本を読んだ段階で僕らが言葉をかわす場面はほとんどないとわかってはいたけど、現場でいろいろと変わることもあるからね。でも変更はほとんどなくて……。とはいえ邪悪なギャングになりきったショーンの演技を見ているだけでもすごく勉強になったよ。そうだ、この撮影でがっかりしたことがもうひとつあったよ。僕だけなぜかマシンガンを撃たせてもらえず、象牙の握り手がついた女性的な拳銃を渡されたんだよ。ギャング映画にはマシンガンがつきものだから、期待していたのにさ。

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text : Midori Yamagata

  • 『L.A. ギャング ストーリー』
    不正がはびこる1949年のロサンゼルスを舞台に描くクライム・サスペンス。闇の社会を牛耳るギャングのボスに戦いを挑むため、身分を隠して極秘部隊“ギャングスター・スクワッド”を結成した警察官たちが、法に縛られない手段で悪に立ち向かっていく。
     
    監督/ルーベン・フライシャー
    出演/ジョシュ・ブローリン、ライアン・ゴズリング、ショーン・ペン、ニック・ノルティ、エマ・ストーン
    配給/ワーナー・ブラザース映画 
    公式サイト/www.lagangstory.jp
    2013年5月3日(金)~、丸の内ルーブルほか全国ロードショー
     
    (C) 2013 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED

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