インタビュー 2015/4/24(金)
実写版『シンデレラ』主演!

リリー・ジェームズの人生を変えた、リアルなシンデレラストーリー

いよいよ4月25日(土)に公開される実写版『シンデレラ』。この大作のヒロイン役を勝ち取ったのは、英国出身の26歳の新星リリー・ジェームズ。ドラマ「ダウントン・アビー ~貴族とメイドと相続人~」で注目されていたものの、映画主演はこれが初。文字通りの“シンデレラガール”となったリリーに映画ジャーナリストの立田敦子さんがインタビュー、人生を一変させたシンデレラストーリーに迫ります!

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「シンデレラを演じて自分に自信がもてるようになった」

―あなたの演じたエラ(シンデレラ)は、かつてのアニメ版と比べると、とてもモダンな解釈になっていますね。
「それは最初からケン(ブラナー監督)のなかにあったアイディアなの。ケンのバックグラウンドは、シェイクスピア劇。壮大なスケールのおとぎ話を描きながら、親近感を感じさせることができるのは彼の才能ね。繊細で温かいハートの持ち主である彼ならではだともいえるわ。感情があふれ出すシーンでは、私を演出しながら、彼自身も目に涙を浮かべていたわ。そういうエネルギーやエモーションは、こちらにも伝わってくるものなの。私は、エラ(シンデレラ)を演じたことによって、以前よりも自分に自信がもてるようになったのだけれど、それは彼のおかげでもあるわ」 
 
―今後はどんな作品に出たいですか?
「ケン(ブラナー監督)の演出で舞台の『ロミオとジュリエット』をやる予定なの。ケンと一緒にシェイクスピアをできるなんて、夢のようでとっても興奮しているわ。映画と舞台は、これからも両立していきたいと思っているの。映画ではミュージカルに出てみたい。先ほども言ったけれど、歌うことがとても好きなの。具体的な予定はないけれど、スクリーンで歌えたら最高だわ」 
 
―この『シンデレラ』で、あなたはハリウッドで最も注目される若手女優のひとりとなったわけですが、そもそもブレイクのきっかけは、英国のヒットTVシリーズの「ダウントン・アビー ~貴族とメイドと相続人~」ですね。この作品は、あなたの人生をどのように変えましたか?
「ある意味、すべてを変えたわ。街で人に気づかれることが多くなった、とかいう意味ではなくてね。このドラマに出ていなければ、監督やプロデューサーに“主演に起用してみようか”と思われなかったと思うからなの。注目される、という機会を与えてくれたことに、本当に感謝しているわ」 
 
―『シンデレラ』で成功したことによって、今後も注目されますね。
「どんな風になっていくのか、想像はつかないけれど、前向きにとらえているわ。ファッションもね。『ディオール』とか『クロエ』とかが好きなブランド。ロンドンにいるときは、スニーカーにデニムといったカジュアルなスタイルが多いのだけれど。そう、レッドカーペットでは、普段は着られないようなグラマラスなドレスとかも着てみたいわ」

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text : Atsuko Tatsuta

  • 『シンデレラ』
    『アナと雪の女王』『マレフィセント』のディズニーが贈るラブストーリーの原点にして頂点である、名作『シンデレラ』。それから半世紀を経て、物語の本質に立ち返ったことで、新鮮に生まれ変わった実写版は、夢のような衣装と映像マジックで魅せる一方、恐ろしいほどリアルな女性の内面をえぐり出す。
     
    監督/ケネス・ブラナー
    出演/ケイト・ブランシェット、リリー・ジェームズ、ヘレナ・ボナム=カーター
    配給/ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
    公式サイト/ Disney.jp/CINDERELLA

    2015年4月25日(土)ロードショー 
    同時上映『アナと雪の女王/エルサのサプライズ』

    © 2015 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

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