歌姫ケシャが赤裸々に語る、クレイジーでリアルな日常
今年1月にリリースしたセカンドアルバム「ウォーリア」も好評のケシャ。過激な衣装や言動で知られ、何かとお騒がせな彼女のリアルライフに密着したドキュメンタリー番組「My Crazy Beautiful Life ~ケシャの美しくも危険な日常~」が2013年5月25日(土)よりMTV JAPANでオンエア開始! 26歳の歌姫が赤裸々なプライベートを日本のメディアではエル・オンラインだけに告白してくれた。
強くて自立している女性を見るのは好き
―すっぴんのときや、グリッターやボディペイントをしていないときは、無防備な感じがしたり、気持ちに違いがあったりしますか?
そうね、違うと思うわ。ステージでは、私はマジカルな世界を創り出せるの。みんなが穴のあいたストッキングやグリッターとボディペイントで身を飾って踊り狂って、完全にクレイジーになれる場所よ。みんなが自分の中の動物的な面をさらけ出して、荒々しく、本能的にバカ騒ぎするの。みんなが遊びに来られる場所、わくわくして、めちゃくちゃ興奮するようなイベントであってほしい。私のショーに来てくれた人にとって、それが人生で最高の夜になれば嬉しいわ。
でも、ステージを降りたからって、別人になるわけではないの。まったく同一人物だわ。二重人格とかではなくて、ステージ上では自分の性格の一番ワイルドな部分が表面化するのね。といってもライブ中はずっと“最強”っていうわけではなくて、すごく無防備になる瞬間もある。とびきり印象的な出来事があったわ。あるショーで、イギリスで出会ったファンの子が、最前列で号泣しているのを見たとき、わたしは本当に胸がいっぱいになって、ただ泣いてしまったの。(いじめにあっていた)彼は、私と私の音楽がなかったら自殺していた、と話してくれた。私の音楽を通して彼にメッセージを伝えることができた瞬間は、本当に素晴らしかったわ。
―カーダシアン一家が好きだと聞いていますが、リアリティ番組のビッグスターである彼らや、他のセレブたちと競合することに怖気づくことはありますか?
彼らに対抗しようなんて思ったこともないわ。正直、私は仲間の誰のこともライバルだなんて思っていないの。強くて、自立していて、成功している女性を見るのは本当に好きよ。単純に好きなの。自分の中にフェミニストな一面があるのかもね。音楽でヒットチャートを盛り上げる女性たちや、テレビに出演している女性たちにも、ただただ圧倒されるわ。だから決して対抗するって感じではないの。私は彼女たちのファンだし、彼女たちも私のファンであってくれたら嬉しい。私たちは全然違うから、勝負なんかじゃないのよ。
―自身のドキュメンタリーを、他のセレブのドキュメンタリーと比較してどう思いますか? たとえば、ビヨンセのドキュメンタリーは、キラキラしたシーンを散りばめてまるで完璧で、決して取り乱したりなんかしないという印象でした。
ビヨンセのドキュメンタリーは見てないけど……、きっと彼女は本当に完璧なんじゃない(笑)?
―うまいこと言いましたね(笑)。
でも、私は自分の欠点を披露したわ。だってそれが現実だから。実際に、私は完璧じゃない。だから全てにおいて私はものすごく努力しているの。自分ができる限りの努力をね。同時に思うのは、女の子ならわかると思うけど、自分は完璧な体ではないけど、最高に努力してる。完璧にすることではなく、めいっぱい頑張ることに意味があるのよ。みんなには大切なことに気付いてほしい。完璧である必要なんてないのよ。
―Twitterのアカウントについて質問です。フォロワー数がものすごいですね。確か私がこの間見たときは300万人を超えていて驚きました。更新もとても頻繁です。Twitter中毒という感じですか?
中毒? そんなことないわ。どちらかというと、“oversharer”(過剰にシェアしたがる人)の兆候はあるわね。私の目もあてられないような日々あれこれの全てを、ファンとシェアしたいの。だって面白いんだもん。みんなも面白いって思うはずだわ。だから、中毒なんかじゃないわ。私はファンのみんなを自分の家族の一部のように思ってるから、いつだって私が夢中になってるクレイジーな出来事を事細かに伝えていきたいの。
-
「My Crazy Beautiful Life ~ケシャの美しくも危険な日常~」
セカンドアルバム「ウォーリア」からのシングル「ダイ・ヤング」が全米チャートで12週連続TOP10入りを果たしたケシャ。ケシャの兄でフィルムメイカーのラガン・セバートが2年間密着したドキュメンタリー番組では、アーティストとしてはもちろん、ひとりの女性としてのケシャの素顔が満載!
放送日時/2013年5月25日(土)19:00~19:30 第1話放送スタート
※毎週土曜19:00~19:30初回放送、翌週月曜21:30~22:00再放送
放送局/MTV
http://www.mtvjapan.com