インタビュー
2016/04/06(水)
本年アカデミー賞主演女優賞受賞

ハリウッドの新スターが初来日! 今もっとも輝く女優、ブリー・ラーソン

7年もの間、監禁されていた女性とその息子が脱出を図り、失われた時間を取り戻そうとする衝撃のヒューマンドラマ『ルーム』。本作で、文句なしのアカデミー賞主演女優賞を獲得したのがブリー・ラーソン。圧倒的な存在感と演技力でハリウッドを沸かせた話題のニュースターだ。生で見ると、受賞女優のオーラも眩く、映画とはまるで別人! 8か月もかけた役作りから、最新のショッピングまで、オスカー女優の意外な素顔を直撃した。

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オスカー受賞はシュールの一言

―まずはアカデミー賞主演女優賞、おめでとうございます。オスカー像片手にハンバーガーを食べているインスタの写真、すごくクールでした。

ありがとうございます。ああ、アフターパーティーの写真ね。レッドカーペットで写真を撮ってから、いつもの汚いスニーカーに履き替えたの。踊れるようにしたかったから。

―あなたの受賞は鉄板だと言われてましたけど、実際はどんな気持ちでしたか。

シュールの一言ね! いままで経験したことのないような経験だったわ。受賞の声がかかる瞬間のために心の準備だけは常にしておきたかったのだけれど、がっかりもしたくなかったから、あんまり考えないようにしていたわ。だから、自分の心のバランスを保っているのが難しかった。スピーチに関してはその瞬間に自分の心に感じたことを話したいと思っていたから、どの賞に関しても事前に準備しないようにしていたの。

―受賞後、さっそく環境の変化はありましたか。

それがまだよくわからないの。受賞した翌朝の6時には『コング:スカル・アイランド(原題) / Kong: Skull Island』(『キング・コング』シリーズ新作)の撮影でベトナムに向かってしまったので。かなり奥地の方に行って、そこで3週間、撮影していたから、何が変わったのか、まだ全然、わかっていないの。やっと、ベトナムの撮影が終わって、初めて来た国が日本なのよ(笑)。

  • 「ルーム」
    小さな部屋で暮らすママとジャック。だが、ジャックの5歳の誕生日にママは脱出を決意する。10代で監禁された彼女にとっては7年ぶり、ジャックには初めての外の世界だった。母の言葉だけを信じ、外に飛び出したジャック。二人は無事、保護されるが、思わぬ日々が待っていた。特異な生活を強いられながら、共に支え、愛し合う母子の姿に胸がいっぱいになる感動と驚愕のドラマ。主演のブリー・ラーソンは本作でアカデミー賞主演女優賞受賞。2016年4月8日公開。
    http://gaga.ne.jp/room/

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Photo: Toshiki Hiraiwa Interview & Text: Aki Takayama

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