特集
2017/01/18(水)

青石ひかり×辛酸なめ子 スペシャル対談/ スピリチュアルな体験からハッピーに癒やされる方法

エル・ジャポンの占いでおなじみ、青石ひかりさんと、日々次元上昇を目指すコラムニストの辛酸なめ子さんが初対談! スピリチュアルな世界に傾倒するふたりだからこそ知るハッピーに癒やされるための秘訣を語ります。日常で取り入れたいパワーストーンなど身近な話から、ちょっとオカルトな宇宙規模の話まで、目から鱗のスピ放談!

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映画『メランコリア』(2011年)。ラース・フォン・トリアー監督による、地球に異常接近する惑星メランコリアと翻弄される人々を描いたSFスリラー。(C)AFLO

合わない相手がいても気にしない!  好きな人との関係は深められる一年

辛酸: 2017年はどのような星回りでしょうか?

青石: 国家は大変かもしれませんね。リーダーシップがおかしいことになってるじゃないですか。天王星が牡羊座、木星が天秤座、山羊座に冥王星が入っていて、活動宮のTスクエアがずっと続いていきます。動きの早い、頭角を現してくるもの同士のバトルというような。極端に傾きやすいし、ナショナリズムが強くなりやすい。射手座に入っている土星によって、ISのような過激派組織的なものとの葛藤とか、みんなそれぞれ違うテントで平和にやっていたものがテントから出てきて争うみたいな。そんななかで天秤座に木星が入っているということは、人間のなかの真、善、美というものが吟味されて、美しさとはなんだろう、自分だけが正しいんじゃなくて、相手がもっているもの、考えを尊重するときでもあります。タロットカードの「ジャスティス」というカードがあって、天秤座を象徴するカードなんですが、両方を対等な目でみて、二元論的に悪者と決めつけずに、習慣や宗教とか言語、いろいろなものを見る。相手も相手で理由があるんだということ、妥協するということを促してきます。一方で、山羊座に入る冥王星が国家主義を支持する角度で刺激をしてくるので、相当葛藤はあるんですが、戦争が起こりやすくなるセンシティブなタイミングとも読めます。

辛酸: 物騒な方向に向かってますね。

青石: 私たちの日常レベルでいえば、人間関係で「どうしても合わない」と思っても、葛藤する必要はない年です。バトルにならない程度に距離を置き、あまり敵だと意識しないでスルーすること。価値観の合う人とはスピーディに接近できるので、同性でも異性でも好きな人と付き合うのがよいです。「誰でも理解し合える」というユートピア的な考え方は、今年は難しくなりそうなので、反目しやすい相手とは一時的にコンタクトを避けたほうがいいかもしれないですね。「無視」も角が立つので、あいさつ程度に。自分が好かれなくても気にしない。「合わないのは仕方ない」と割り切って、クールに振る舞うのがいいと思います。ところで、辛酸さんは惑星ニビル(※)は信じていますか?

辛酸: 少しだけ信じています!

青石: 存在は仮説とされていますが、極端な楕円軌道で、ここ数年、地球に最接近するんじゃないかとオカルト系の間では騒がれていますね。南半球では、太陽のそばにもうひとつの太陽のようにニビルが見えたと噂になっていました。まるで映画『メランコリア』みたいですよ。

辛酸: 『メランコリア』は終わり方にテンションが上がりました。あれだったら苦しくないし、一瞬だと。ニビルも含めてなんとなく、最近パラレルワールドにきちゃったのかなと思いました。トランプ氏が当選した世界とヒラリー氏が当選した世界と。

青石: 深い! 隕石が衝突して、ポールシフト(惑星の自転軸や磁極が動くこと)が起こるという説も根強いです。

辛酸: ポールシフトが起こると、3日くらい暗闇に覆われるという噂話を聞いたので、「ユニクロ」にウルトラライトダウンを買いに行かなきゃと思って(笑)。

青石: それで大丈夫ですか(笑)!? 

辛酸: スピリチュアルな話が過激になると陰謀論にいきつくことが多いですけど、興味をもたずにはいられないですね!

(※)惑星ニビル:仮説上の惑星。冥王星の外側にある惑星クラスの質量を持つ天体といわれているが、その存在は明確に証明されていない。

  • 青石ひかり:西洋占星術研究家。タロット占術、ホラリー占星術、ハーモニクス占星術を学ぶ。趣味はタロットとパワーストーンの蒐集。『エル・ジャポン』で占いを連載中のほか、webマガジン「ハニカム」で週間占いを連載。占い師の妹・赤石ぴかりとストーン・シスターズとしてユニットを組むことも。

  • 辛酸なめ子:漫画家、コラムニスト。女の生き方、恋愛、アイドル、セレブ、そしてスピリチュアルまで、独自の視点とユーモアあるイラストで幅広く執筆。スピリチュアルテーマの著書も多く、『霊道紀行』(角川文庫)、『次元上昇日記』(幻冬舎)、『霊的探訪 スピリチュアル・レッスン』(角川書店)など。

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