特集
2017/01/18(水)

青石ひかり×辛酸なめ子 スペシャル対談/ スピリチュアルな体験からハッピーに癒やされる方法

エル・ジャポンの占いでおなじみ、青石ひかりさんと、日々次元上昇を目指すコラムニストの辛酸なめ子さんが初対談! スピリチュアルな世界に傾倒するふたりだからこそ知るハッピーに癒やされるための秘訣を語ります。日常で取り入れたいパワーストーンなど身近な話から、ちょっとオカルトな宇宙規模の話まで、目から鱗のスピ放談!

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Illustration : NAMEKO SHINSAN

スピリチュアルな世界に興味をもったきっかけ

辛酸: 子供の頃から、心霊写真ブームとか、テレビ「あなたの知らない世界」とか、スピリチュアルな話が好きだったんです。実家の寝室では、夜明かりを消すと火の玉が飛び交っていたりとか(驚!)。

青石: ご実家で? 怖くなかった?

辛酸: そのときはそういうものだと思っていて、誰でも残像が見えるのかなと。今振り返ればプチ心霊体験ですね。今も第六感があるわけじゃないんですが……。

青石: 正体はなんだったんですかね。先祖の霊とか? 地縛霊とか?

辛酸: その部屋だけあとから増築したので、清めてなかったのかも。不思議な感じはしたけど、親にも特に言わなかったですね。そういう子供時代から、高校時代には横尾忠則さんや宇宙人の世界にハマり、その後は中沢新一さん(宗教学者)の本を読んだり、チベット密教にも興味をもち出して、そのときカストロ・カスタネダ(人類学者)の本を読んだりして。

青石: いきなりアカデミックな方向に(笑)。

辛酸: いえいえ。心霊とかUFOが好きなのは変わらず、さらに精神世界が広がった感じです。大人になってからもスピリチュアルなものと霊的なものと両方好きですね。青石さんは占いの世界に入るきっかけはあったんですか?

青石: 失恋をしたのがきっかけで、人間の相性に興味をもち始めました。あまりにつらくて、つらいのになんで人は人と関わりをもつのか。向こうはもう自分に興味がないのに、こっちは好きでいるということが起こるのか。そのときタロット、四柱推命、占星術と、お金のある限り、占い師にみてもらったんです。そうしているうちに、フィーリングだけど、だんだん占い方がわかってきて、師匠の見よう見まねみたいな感じで始めて……。それが1993年で、その翌年には雑誌で占いを始めてたんです。

辛酸: そういう才能もあったということですよね。

青石: 私の太陽は水瓶座の26度で、水星は水瓶座の25度。どちらも生まれながらの占い師の相ですね。私のような苦しい人もいるだろうと、恋愛鑑定も結構しましたね。因果関係がわかるとおもしろいんですよ。なぜ惹かれ合って、なぜ付き合いが進行したときに齟齬が生まれてしまうのか。

辛酸: ホロスコープのチャートの相性などで?

青石: そうですね。最初は金星、太陽、月で占うんですが、だんだん緻密になって、冥王星や天王星も関わっているとわかったり。そうすると、「あのカップルのご祝儀はなんとなく包みたくない、離婚がみえてるから……」となったりすることもあります(笑)。

辛酸: 2016年は浮気、不倫がバレまくっていて、ホロスコープにも表れていると聞きました。

青石: 出てると思いますね。魚座という不倫とか恋愛にハマりやすい星が、射手座に入っている土星(人生に試練をもたらす星)にバキバキに傷つけられていて、魚座のベッキーがあれほどニュースで取沙汰されたりとか。魚座は12ハウスを守っていて、12ハウスというのは「監獄」「見えない世界」「隠れ家」とか、そういう意味があって、それが土星という星に痛めつけられているので、明るみに出やすい。魚座には支配性・海王星が入っていて、楽しいときは楽しく盛り上がるけれど、風船みたいに膨張したものがパチンと割れやすい側面があります。

辛酸: 2017年はどういう方向になりますか?

青石: 今年も続きそうです。

辛酸: じゃあ浮気とか大麻といったことがますます明るみに?

青石: それを暴こうとする天王星が牡羊座というアグレッシブな星座に入っているので、マスコミも容赦しない。みんなの知りたい、本当のところを見たいという好奇心が最高潮に達すると思います。悪いことはとかくバレやすい。バレやすいのは2011年からの兆候なんですけど、今はより激しくなっていますね。

  • 青石ひかり:西洋占星術研究家。タロット占術、ホラリー占星術、ハーモニクス占星術を学ぶ。趣味はタロットとパワーストーンの蒐集。『エル・ジャポン』で占いを連載中のほか、webマガジン「ハニカム」で週間占いを連載。占い師の妹・赤石ぴかりとストーン・シスターズとしてユニットを組むことも。

  • 辛酸なめ子:漫画家、コラムニスト。女の生き方、恋愛、アイドル、セレブ、そしてスピリチュアルまで、独自の視点とユーモアあるイラストで幅広く執筆。スピリチュアルテーマの著書も多く、『霊道紀行』(角川文庫)、『次元上昇日記』(幻冬舎)、『霊的探訪 スピリチュアル・レッスン』(角川書店)など。

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