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涙なしには見られない、日本人スケーター

T:まずは我らが日本人スケーターについて語りますか。羽生くんは、デビュー時からこれは違う!と思って観てた。だけど、今年の全日本以来、高橋大輔くんを応援しなきゃと思っていて。あんなに心を打つスケーティングできる人はいないな、と。あのスケーティングがもう見られないと残念だなあと思う。真央ちゃんは、自分でパーフェクトで滑れたということのほうが重要なんじゃないかな。
 
K:そうですね。金うんぬんよりも、真央さん自身が満足して終わって欲しいかも。
 
T:今年のプログラムはどれもすごいじゃないですか。高橋くんの「ビートルズメドレー」は涙なしには見られないですよ。あの完成度に到達するには、10年くらいはかかるんじゃないかな。「ビートルズメドレー」は、途中でジョン・マーティンの曲とか入れてて巧いですよね。
 
A:今年の真央ちゃんは女子としては難易度MAX。3回転3回転を入れている。
 
K:そういうのが、まさにオリンピックっぽい。競技の限界に挑戦するというか。
 
T:今のフィギュアって、たとえは全然違いますけど、MBO(企業がサラリーを決める目標管理設定)みたいですよね。荒川さんのときも、モロゾフコーチは全部数字でつめていったんですよね。逆に、これだけの数字を稼いでるから「イナバウアーやってもいいよ」と。イナバウアーは点数にならないから。
 
K:MBOとれば、朝早く来なくてもいいよ、と同じですね。あ……違います、MBOが誤解されるので訂正します(汗)
 
T:NHK杯を見てたら、得点の取り方が昔見てたときとと全然違う。これだけ変わったんだなあ、と。

  • 【集まれ! フィギュア大好き人間! 座談会メンバー】
     
    販売部A:競技会のチケットを手に入れるため命をかけている本気系フィギュアファン。オシメンは浅田真央選手。ジュニアから上がってきたときのセンセーショナルなデビュー時から虜。
     
    販売部I:隣席に座る上司Aに、フィギュア放送がある日は「仕事してる場合じゃないでしょ! 早く帰らないと!」と帰宅を急かされている。オシメンは浅田真央選手と羽生結弦選手。ゆづたんには、昔の真央ちゃんを感じている。
     
    雑誌編集T:渡辺絵美選手が活躍していた時代からの、年季の入ったフィギュアファン。独自の分析でマニアの域に。オシメンは浅田真央選手、高橋大輔選手。
     
    オンライン編集K:仕事に疲れたときはトリノ五輪での荒川静香選手のFPをヘビロテして元気を取り戻す、俄かファン。オシメンは羽生結弦選手と木原龍一選手。ゆづたんは別のステージを狙っていると信じている。
     
    オンライン編集H:もっぱら高橋大輔選手のフェロモンにやられているミーハーファン。オシメンはもちろん高橋大輔選手でDVDは予約して購入。ソチ五輪代表に高橋選手が選ばれた瞬間、気絶しかけたそう。

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