特集
2017/05/20(土)
FROM ELLE WORLD

不倫愛から、ついには結婚へ。チャールズ皇太子とカミラ・パーカーの王室恋愛簿

チャールズ皇太子とダイアナ元妃の結婚生活を破滅に追い込んだ張本人として、批判を浴びることも多いカミラ・パーカー(コーンウォール侯爵夫人)。しかし、チャールズ皇太子との関係が40年に渡る今日、彼らの関係は単なるスキャンダラスな情事ではなくなっている。王室の結婚からタブロイド紙の騒動、そして忘れもしない悲劇的事件まで、禁じられた関係に始まり、ついに女王も認める仲となった2人の軌跡を振り返る。US版エルより。

> <

4/5

2000年代

2000年

カミラはチャールズ皇太子の息子たちと関係を構築し始めたが、女王とは未だ正式に面会していなかった。チャールズ皇太子とカミラの関係を認めたくなかったエリザベス女王は、カミラもいる、という理由でチャールズ皇太子が50歳を祝ったときも、招待を断っている。しかし、2000年の夏、女王はハイグローヴで行われた、カミラも出席するギリシャのコンスタンティノス2世の60歳のお祝いに参加することを決断。カミラがゲストとして呼ばれているパーティーにエリザベス女王が参加するということは、女王がカミラとチャールズ皇太子の関係を認めようとしている兆しだ。

ロンドンのサマセット・ハウスにて、英国国立骨粗鬆症協会のイベント中にキスで挨拶を交わすカミラとチャールズ

2001年

ロンドンのサマセット・ハウスで行われた英国国立骨粗鬆症協会のイベントの場で、チャールズ皇太子とカミラは初めて公衆の前でキスをした。このイベントに、カミラは組織の後援者として出席していた。BBCは、カミラがチャールズときちんと挨拶を交わせるようになったのは、2人の公における関係において重要なステップだと分析。また、チャールズ皇太子がカミラをサポートするために出向くのは、2人の役割が反転しており珍しい。

2003年

カミラはチャールズ皇太子が住むクラレンス邸に正式に居を移す。

チャールズとカミラ。2005年、クラレンス邸の敷地内にて

2005年

2005年の2月、チャールズ皇太子とカミラは婚約を発表。しかし、そのニュースは論争を呼び、彼らの結婚式にふさわしい場所はどこなのかなど難しい政治的判断が求められた。2カ月後の2005年4月9日、チャールズ皇太子とカミラはウィンザー・ギルドホールで民事婚を行った。ウィリアム王子が新郎の付添人を務め、カミラの前夫とその2番目の妻がセレモニーに参加した。エリザベス女王とその夫のエディンバラ公は結婚式には出席しないことを選んだが、ウィンザー城の聖ジョージ礼拝堂で行われた祝福の儀式やその後の祝いの席には姿を現している。

チャールズとカミラのウェディング・ポートレート

2007年

カミラはダイアナの追悼10周年の式典には参加しないことを決意。カミラは当初出席の意向を示していたが、『ピープル』誌のレポートによると、世間の目が彼女の気持ちを変えたという。カミラは「私は彼らをサポートすることを受け入れていましたし、それを望んでもいました。しかし、自分の信ずるところに翻って考えますと、私が参加することは、ダイアナの人生とその貢献に意識を向ける、というこの会の目的から注意をそらしてしまいます。私は夫と、ウィリアム、そしてハリーが私の決断を応援してくれることに感謝します」との声明を発表した。

Translation & Text: Naoko Ogata  Photo:Getty Images

MORE TOPICS

SHARE THIS ARTICLES

前の記事へ特集一覧へ次の記事へ

CONNECT WITH ELLE

エル・メール(無料)

メールアドレスを入力してください

ご登録ありがとうございました。

ELLE CLUB

ようこそゲストさん

ELLE CLUB

ようこそゲストさん
ログアウト