炎上の可能性も!? 嫌われがちな“恋の匂わせ”SNS投稿4
2017/10/18(水)
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やりがちな匂わせ投稿その③

匿名でも2人のセックスについては他言無用

相手についての情報がなくとも、自分のセックスライフをあけすけに裏アカウントやコミュニケーションアプリで報告するのはタブーです。

例えば彼との共通の知人で、あなたと彼の関係を知っている人にとっては、相手が誰だかわかってしまうため、無記名のセックスへの不満もただの陰口になってしまいます。また、パートナーがあなたの書き込みを見たときに、自分に直接言わずに不特定多数の人に対して2人の間のセックスがどんなものであるのかが告げられていたら、気分を害するでしょう。

お互い合意の上でならともかく、セックスはあくまで2人の間の内密なもの。SNS上ではないものの『プレイボーイ』誌のインタビューで、過去に付き合っていたジェシカ・シンプソンとの性生活を「麻薬」と表現したジョン・メイヤーや人気トーク番組でセックスの格付けをしたケイティ・ペリーが元カレ・カノに恨みを買われたように、無神経にそれを公言するのは避けるべきです。セックスについての感想や不満はネットやメディアを通さず、直接パートナーに言った方がトラブルは避けられるはずです。

Text: Suzumi Suzuki Photo: Getty Images

  • 鈴木涼美/社会学者、作家。1983年東京都生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒。東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。記者として在籍した日本経済新聞社を退社後、執筆業を中心に活動。著書に『身体を売ったらサヨウナラ 夜のオネエサンの愛と幸福論』(幻冬舎)や『「AV女優」の社会学 なぜ彼女たちは饒舌に自らを語るのか』(青土社)、『愛と子宮に花束を』(幻冬舎)など。最新の著書は『おじさんメモリアル』(扶桑社)。
    Twitter:@Suzumixxx
    http://lineblog.me/suzukisuzumi/

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