炎上の可能性も!? 嫌われがちな“恋の匂わせ”SNS投稿4
2017/10/18(水)
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結構な確率で嫌われる匂わせ投稿

 

These nights are my favourite ❤️. Missing my girl

bbさん(@brooklynbeckham)がシェアした投稿 -

SNSで私生活の写真や出来事を投稿することがごく自然にされるようになった昨今。特別な立場でなくとも誰もが世界中に向けた発信者となることが可能になった反面、顔写真やタグ付けなど個人のプライバシーが問題になることも増えました。

特に、意見が分かれるのは恋愛の領域。彼・彼女がいることをSNS上で公開するのか、相手の顔は?名前は?別れたらその投稿は削除する?一見、二人の間で簡単な決め事を作ればいいように感じられますが、事態はもう少し複雑です。最近では、アイドルや芸能人同士でうっかりなのか、それとも意図的なのか付き合っていることを勘ぐらせるような投稿をし、それに気づいたファンの間で炎上したり、そこから熱愛疑惑が発覚することも。

 

最近では、「君がいなくて寂しい」というテキストと共に、クロエ・グレース・モレッツをタグ付けし、復縁を匂わせたブルックリン・ベッカムやザ・ウィークエンドのデニムジャケットでセルフィーしたセレーナ・ゴメスなど、海外セレブも然り。世界的に、相手のことを間接的に匂わせるSNS投稿がトレンドのもよう。

付き合っていることは伏せたとしても、同じ時期に同じ内容の旅行先の風景の写真をアップしたり、相手の家の近くにあるお店を紹介したりすれば、「わかる人には気づかれる」匂わせ投稿となってしまう可能性も。上述のセレブのように、それを楽しんだり、恋の駆け引きに利用しているぶんにはいいような気がしますが、一線を越えたら一気に嫌われる迷惑行為になりうるので、やりすぎのラインは心得ておくべきでしょう。

Text: Suzumi Suzuki Photo: Getty Images

  • 鈴木涼美/社会学者、作家。1983年東京都生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒。東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。記者として在籍した日本経済新聞社を退社後、執筆業を中心に活動。著書に『身体を売ったらサヨウナラ 夜のオネエサンの愛と幸福論』(幻冬舎)や『「AV女優」の社会学 なぜ彼女たちは饒舌に自らを語るのか』(青土社)、『愛と子宮に花束を』(幻冬舎)など。最新の著書は『おじさんメモリアル』(扶桑社)。
    Twitter:@Suzumixxx
    http://lineblog.me/suzukisuzumi/

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