特集 2017/4/14(金)
FROM ELLE WORLD

チャールズ皇太子、王位継承者一位の地位はウィリアム王子に譲らない

「ダイアナ妃を死に追いやったプリンス」として国民からの人気が凋落。今なお、王位は息子のウィリアムに譲るべきだという意見も多いチャールズ皇太子を4年にわたり綿密にリサーチした伝記作家サリー・ベデル・スミスが明かす、皇太子の真の姿とは?

“「みんなが私を責めるだろう」チャールズ皇太子はダイアナ元妃の訃報を聞いてこう言った。彼の言う通りになった。”

スミスはワシントンD.C.のカロラマにあるアパートの一室に座り、こう話す。部屋には暖かな雰囲気の絵画がたくさん飾られている。彼女のアパートはオバマ元大統領一家やイヴァンカ・トランプとジャレッド・クシュナー一家の家からすぐの距離にある。非常に聡明で社交的なスミスはこれまで非難の的になってきた、少し変わりもので謎めいた英国王室の次期君主の正体を解き明かそうと4年の年月をかけて試み、ついにそれをやり遂げた。
 
そう、チャールズ皇太子が次期君主なのである。「チャールズ皇太子は王になり、カミラ夫人は王妃になるでしょう。彼らはウィリアム王子に王位継承第一位の地位を譲ることはありません。ウィリアム王子が即位するのは40代後半から50代初めになってからでしょう」とスミスは語る。
 
最近、イギリスのタブロイド紙はこの王室非公認の伝記から興味深いゴシップをいくつか報じている。例えば結婚前夜、チャールズ皇太子は泣き、その間「極めて激しく動揺した」ダイアナ妃は過食症の症状と戦っていたという。また、チャールズ皇太子は自分がクラレンスハウスの古ぼけた壁紙と一体化するような目立たない存在であるのに対して、ダイアナ元妃が死後も魅力を失わず人々の注目を集めていることに嫉妬を募らせていったとも報じられている。
 
スミスは調査の中で、どれほど多くの業績をチャールズ皇太子が成し遂げたか、そして彼が抱いている様々な情熱に対する賞賛がいかに少ないかを知ったという。

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Translation : Yoko Nagasaka

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