特集
2017/04/13(木)
FROM ELLE WORLD

いきなり心をワシ掴み! テレビ史に残る第1話が秀逸なドラマ10選

新ドラマの第1話ほど難しいものはない。観客たちを新しい世界へと誘い、キャラクターたちに恋をさせつつ、来週も同じ時間にテレビの前に戻ってきてもらえるようにしなくてはならない。それに成功した第1話は芸術作品と言っていい。そこで今回はその難業に成功した11のドラマシリーズを大公開。今あげた課題をすべてクリアしつつ、魅力的なストーリーを展開している。制作者たちが自信を持って送り出した、注目を集めるにふさわしい第1話を一気にチェック!

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「ウォーキング・デッド」“悪魔の幕開け(Days Gone Bye)"

 

ゆっくりと燃え上がるように展開する「ウォーキング・デッド」の第1話「Days Gone Bye」。映画「ショーシャンクの空に」のフランク・ダラボンが脚本を書き、監督した。第7シーズンまで続いているシリーズの中でこの第1話が最高傑作というファンもいるほど。
 
現在放送されている最新シリーズのエピソードに比べると、第1話はまったく違うドラマのよう。観客はオープニングの瞬間からこのドラマに心を掴まれる。昏睡状態から目覚め、世界がアンデッド(ゾンビではない)たちのものになっているのを発見するリック。観客は家族の行方を追うリックの戦いから目が離せなくなる。
 
エンディングクレジットが流れる前に、新たにお気に入りのドラマができたと確信することはなかなかない。ダラボンがこのエピソードを16ミリフィルムで撮ったことも魅力の1つ。テレビドラマというよりも短編映画を思わせる完成度であり、何度も何度も見直したくなる。

Translation & Text: Yoko Nagasaka

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