ハリウッドセレブ10人が激白! 映画界における性差別の実態
2017/07/27(木)
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ゾーイ・カザン「現場はセクハラで溢れている」

映画『ルビー・スパークス』の脚本、制作総指揮、ヒロインの3役をこなし、一躍スターになったゾーイ・カザン。英『ザ・ガーディアン』紙のインタビューで「撮影現場には人事みたいに不正やトラブルを正してくれる人がいない。ユニオンと呼ばれる労働組織はあるけれど、問題児のレッテルを貼られたくないから、相談に行く人もいないの。『ルビー・スパークス』で共演したポール・ダノは、セクハラを一度も経験したことがないと言っていたわ。私の体験談を聞いてものすごく怒りを感じていた」

ゾーイは過去にもオーディションで「オーラルセックスをしている時のような目つき」など、監督やプロデューサーたちに媚を売るようアドバイスを受けたことがあるという。

「あるプロデューサーに、オーラルセックスの後に飲み込むか、吐き出すかを聞かれたことがある。現場では『あはは、冗談だよ』と言っていたけれど、モニター越しに共演者とのラブシーンも見ているし、そのあとに『綺麗だね』と言われるとちょっと複雑。それから私も大人になって、そういった嫌がらせを無視できるようになったけれど、セクハラを誘発しているのが自分であるかのような雰囲気がとても嫌。」

Photos: Getty Images Translation: Reiko Kuwabara  

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