タンディー・ニュートン「映画監督がスカートの中をビデオ撮影」
今年のエミー賞にもノミネートされた話題のドラマ『ウエストワールド』に出演しているタンディー・ニュートンは、デビュー間もない頃のエピソードを告白。
『Wマガジン』誌のインタビューで「ある映画監督がスカートの中をビデオ撮影しながら、私に共演男優とのラブシーンを想像しながら胸を触るよう指示したの。それを受けて『なんかおかしい』と思ったけど、近くには女性のキャスティング・ディレクターもいたし、それ以上に変わった要求をされたこともあるから、言われた通りにやったわ」と打ち明けた。
ところが数年後、カンヌ国際映画祭で出会ったプロデューサーから驚きの事実を聞くことに。なんと当時のオーディションテープが、ビデオを撮影した映画監督の家で度々上映されているのだとか。しかも監督の家では、ポーカーゲームの後にその動画を見るのがお決まりのようで、何人もの目撃者がいるそう……!
そういった女性差別を訴えたいけど、女優業に支障がありそうで言えないセクハラ被害者が多いと話すタンディー。でも「この記事を読んで、1人でも性差別問題に立ち向かいたいと思う人がいれば嬉しい」と話した。
Photos: Getty Images Translation: Reiko Kuwabara